ニュース速報

ワールド

バイデン氏、メキシコ大統領と会談 移民問題「米州半球の課題」と認識

2022年07月13日(水)12時02分

7月12日、米国のバイデン大統領(写真右)は、ワシントンでメキシコのロペス・オブラドール大統領(同左)と会談を行い、移民問題は「米州半球の共通した課題」との認識を示した。ホワイトハウスで撮影(2022年 ロイター/Kevin Lamarque)

[ワシントン 12日 ロイター] - 米国のバイデン大統領は12日、ワシントンでメキシコのロペス・オブラドール大統領と会談を行い、移民問題は「米州半球の共通した課題」との認識を示した。また、両首脳は国境のインフラ投資と麻薬密輸の阻止で協力することで合意した。

メキシコは同日、今年から2024年の間に15億ドルを投じて国境インフラを強化すると約束。当局者はこれまで、米国との国境にある入国施設を近代化し、より迅速に通過できるようにする必要があるほか、グアテマラとの南部国境のインフラは人流を止めるために改善が必要と述べている。

ロペス・オブラドール大統領は6月に米カリフォルニア州ロサンゼルスで開催された米州首脳会議を欠席。同首脳会議では、移民問題に取り組む共同宣言が採択された。

バイデン大統領はロペス・オブラドール大統領との共同記者会見でロペス・オブラドール氏と「力強く生産的な関係」を築いていると述べた。

今回の会談では移民問題が中心議題となった。両首脳は新たな確約はほとんど示さなかったが、バイデン氏は昨年可決された超党派のインフラ計画に含まれるメキシコやカナダとの国境沿いの米国への入国地点の改善に向けた34億ドルの投資について言及。米国はメキシコと共に合成麻薬フェンタニルの密売を阻止するための取り組みを加速させるとも述べた。

ロペス・オブラドール氏は米国に対し、より多くの合法的な就労ビザを認めるよう要請。ただバイデン氏はこれに対し、メキシコや中米の他の国の国民が利用している既存のプログラムについて言及するにとどめた。

ロペス・オブラドール氏はこのほか、米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)を通して3カ国の統合を強化し、関税や規制を一部撤廃できると指摘。ただ、具体的な内容は明らかにしなかった。

ロイター
Copyright (C) 2022 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

スペイン高速列車衝突、死者40人に 過去80年で欧

ワールド

ECB副総裁にクロアチア中銀総裁を指名、旧共産圏出

ワールド

FRB議長、クック理事解任巡る最高裁の口頭弁論出席

ビジネス

カナダCPI、25年12月は2.4%上昇で予想上回
MAGAZINE
特集:「外国人問題」徹底研究
特集:「外国人問題」徹底研究
2026年1月27日号(1/20発売)

日本の「外国人問題」は事実か錯誤か? 7つの争点を国際比較で大激論

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「耳の中に何かいる...」海で男性の耳に「まさかの生物」が侵入、恐怖映像と「意外な対処法」がSNSで話題に
  • 2
    「死ぬところだった...」旅行先で現地の子供に「超危険生物」を手渡された男性、「恐怖の動画」にSNS震撼
  • 3
    中国のインフラ建設にインドが反発、ヒマラヤ奥地で国境問題が再燃
  • 4
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の…
  • 5
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 6
    中国、欧米の一流メディアになりすまして大規模な影…
  • 7
    【総選挙予測:自民は圧勝せず】立憲・公明連合は投…
  • 8
    AIがついに人類に「牙をむいた」...中国系組織の「サ…
  • 9
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世…
  • 10
    中国ネトウヨが「盗賊」と呼んだ大英博物館に感謝し…
  • 1
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率が低い」のはどこ?
  • 2
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世界一危険」な理由
  • 3
    世界初で日本独自、南鳥島沖で始まるレアアース泥試掘の重要性 日本発の希少資源採取技術は他にも
  • 4
    正気を失った?──トランプ、エプスタイン疑惑につい…
  • 5
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 6
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の…
  • 7
    「高額すぎる...」ポケモンとレゴのコラボ商品に広が…
  • 8
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 9
    世界最大の埋蔵量でも「儲からない」? 米石油大手が…
  • 10
    【銘柄】「住友金属鉱山」の株価が急上昇...銅の高騰…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 6
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 7
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 8
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 9
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 10
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中