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欧州、石油ショックの矢面に 再編は可能=S&P幹部
2022年03月09日(水)12時35分

3月8日、S&Pグローバルのシニアバイスプレジデント(金融サービス担当)、ロジャー・ディバン氏は、ロシア産原油の禁輸に伴う石油ショックは初期段階にあるとの認識を示した。2020年4月撮影(2022年 ロイター/Dado Ruvic)
[ヒューストン 8日 ロイター] - S&Pグローバルのシニアバイスプレジデント(金融サービス担当)、ロジャー・ディバン氏は8日、ロシア産原油の禁輸に伴う石油ショックは初期段階にあるとの認識を示した。
米ヒューストンで開催されたエネルギー業界の会合「CERAWeeK」で述べた。
同氏は、ロシアが日量400万バレルの石油を輸出しており、これほど大量の石油を失えば容易には相殺できないと発言。
「市場が調整にするには一定の時間がかかるだろう」とし、痛みを伴うと指摘。欧州がロシア産原油・ガスへの依存から脱却するには約45日にかかると述べた。
一方、「大きなシステムを再編するのは不可能ではない」との認識も示した。
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