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韓国、石油備蓄317万バレル放出へ 来年1─3月

2021年12月23日(木)10時34分

 12月23日、韓国産業通商資源省は来年1─3月に石油備蓄から317万バレルを放出することを決めたと発表した。韓国は先月、米国主導の協調放出への参加を表明していた。写真は米テキサス州の油田。2018年8月撮影(2021年 ロイター/Nick Oxford)

[ソウル 23日 ロイター] - 韓国産業通商資源省は23日、来年1─3月に石油備蓄から317万バレルを放出することを決めたと発表した。韓国は先月、米国主導の協調放出への参加を表明していた。

同省の朴起永(パク・ギヨン)次官は「今回の放出は、原油価格の安定化を図ることに加え、精製業者向け原油供給の不安定さの解消や冬季の石油製品需要期における供給途絶の予防に資すると期待されている」と述べた。

放出量は備蓄全体(9700万バレル)の3.3%に相当する。このうち約208万バレルを国内の精製業者に貸し出し、残る109万バレルは入札方式で売却する。

ロイター
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