ニュース速報

ワールド

駐ロ米大使が帰任、首脳会談の合意受け

2021年06月25日(金)14時43分

 6月24日、米ロの相互合意で一時帰国からの帰任が決まっていた米国のサリバン駐ロシア大使(写真)が、モスクワに戻った。写真はモスクワで昨年6月撮影(2021年 ロイター/Maxim Shemetov)

[モスクワ 24日 ロイター] - 米ロの相互合意で一時帰国からの帰任が決まっていた米国のサリバン駐ロシア大使が24日、モスクワに戻った。

サリバン大使は4月、両国の外交関係悪化から一時米国に帰国していたが、16日の米ロ首脳会談で相互の大使を復帰させることで合意が成立した。両国は緊張関係が高まっており、両首脳は今回の会談について友好的ではなく、実務的だったとした。

大使はツイッターで、「本日モスクワに到着。安定的な通常の米ロ関係に向け、ロシアと協力する用意がある」と投稿した。

また、インタファクス通信に対して、両国は意見の異なる問題について互いに「オープンで率直」であるべきとコメント。「相互の利益になる点については協力すべき。一方、合意がない、あるいは著しく意見が異なる問題についてはオープンで率直な対話が必要」と述べたという。

大使は4月、米国は大使を召還すべきとロシアが示唆した4日後に協議のためとして帰国した。

一方でロシアは、プーチン大統領は「人殺し」だと思うというバイデン大統領の発言を受けてアントノフ駐米大使を召還。米ロは互いに制裁を発動していた。

アントノフ大使も今週ワシントンに帰任している。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

中国の10月発電量、統計開始以来最高 前年比7.9

ビジネス

中国10月指標、鉱工業生産・小売売上高が1年超ぶり

ビジネス

中国新築住宅価格、10月は-0.5% 1年ぶり大幅

ワールド

アマゾンとマイクロソフト、エヌビディアの対中輸出制
MAGAZINE
特集:世界最高の投手
特集:世界最高の投手
2025年11月18日号(11/11発売)

日本最高の投手がMLB最高の投手に──。全米が驚愕した山本由伸の投球と大谷・佐々木の活躍

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 2
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披露目会で「情けない大失態」...「衝撃映像」がSNSで拡散
  • 3
    「死ぬかと思った...」寿司を喉につまらせた女性を前に、男性が取った「まさかの行動」にSNS爆笑
  • 4
    「水爆弾」の恐怖...規模は「三峡ダムの3倍」、中国…
  • 5
    文化の「魔改造」が得意な日本人は、外国人問題を乗…
  • 6
    中国が進める「巨大ダム計画」の矛盾...グリーンでも…
  • 7
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 8
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評…
  • 9
    ファン激怒...『スター・ウォーズ』人気キャラの続編…
  • 10
    「ゴミみたいな感触...」タイタニック博物館で「ある…
  • 1
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 2
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 3
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披露目会で「情けない大失態」...「衝撃映像」がSNSで拡散
  • 4
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評…
  • 5
    「死ぬかと思った...」寿司を喉につまらせた女性を前…
  • 6
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 7
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216c…
  • 8
    ドジャースの「救世主」となったロハスの「渾身の一…
  • 9
    「遺体は原型をとどめていなかった」 韓国に憧れた2…
  • 10
    筋肉を鍛えるのは「食事法」ではなく「規則」だった.…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後…
  • 5
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 6
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 7
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 8
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 9
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 10
    今年、記録的な数の「中国の飲食店」が進出した国
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中