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香港警察、民主派紙編集長ら2人を起訴 外国勢力と結託

2021年06月19日(土)04時01分

6月18日、 香港警察は香港国家安全維持法(国安法)違反の疑いで前日に逮捕していた民主派香港紙「蘋果日報(リンゴ日報)」の羅偉光(ライアン・ロー)編集長と張剣虹・最高経営責任者(CEO)について、外国と結託した罪で起訴した。写真は17日、「蘋果日報(リンゴ日報)」本社に集まった香港警察。同社提供(2021年 ロイター)

[香港 18日 ロイター] - 香港警察は18日、香港国家安全維持法(国安法)違反の疑いで前日に逮捕していた民主派香港紙「蘋果日報(リンゴ日報)」の羅偉光(ライアン・ロー)編集長と張剣虹・最高経営責任者(CEO)について、外国勢力と結託した罪で起訴した。

一方、蘋果日報によると、同時に拘束されていたその他3人の幹部は釈放された。

警察はまた、資産1800万香港ドル(232万米ドル)を凍結した蘋果日報の関連3社についても同じ罪で起訴するとした。

釈放された陳沛敏氏は「まだ出てこられない同僚が2人いることは知っている。彼らは国安法に基づいて起訴されたが、強い憤りを感じており、即時保釈を願っている」と語った。

ロイター
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