ニュース速報

ワールド

豪就業者数、3月は予想上回る7.07万人増 失業率は1年ぶり低水準

2021年04月15日(木)12時21分

 豪連邦統計局が15日発表した3月の雇用統計によると、就業者数は前月比7万0700人増と、市場予想の3万5000人の2倍のペースで増えた。写真はシドニーで昨年6月撮影(2021年 ロイター/Loren Elliott)

[シドニー 15日 ロイター] - 豪連邦統計局が15日発表した3月の雇用統計によると、就業者数は前月比7万0700人増と、市場予想の3万5000人の2倍のペースで増えた。失業率は1年ぶりの低水準に改善した。

失業率は5.6%と、前月の5.8%から低下。新型コロナウイルス感染拡大を抑制するロックダウン(都市封鎖)の影響で失業率は昨年7月に7.5%まで悪化したが、大幅に改善した。

豪経済はロックダウンによって失われた87万8000人分の雇用を回復し、雇用者数は過去最高の1308万人となった。3月の労働時間も過去最高を記録した。

キャピタル・エコノミクスの豪担当シニアエコノミスト、マルセル・ティエリアント氏は「短期間のロックダウンが繰り返されているものの、生産は感染拡大前の水準を超過しようとしていることを示している。不完全就業率は8.5%から7年ぶりの低水準となる7.9%に低下し、求人数は感染拡大前の水準をはるかに上回っていることから雇用は増加し続けると考える」と述べた。

これは完全雇用を主要政策目標としているオーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)にとっても好ましい状況となる。ただ、RBAは賃金とインフレ率が大幅に上昇するまで緩和政策を続けると繰り返し述べており、そのためには失業率を4%以下にする必要があるとみている。

*内容を追加して再送します。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

焦点:トランプ政権、気候変動の「人為的要因」削除 

ビジネス

アングル:機内WiFiは必需品か、マスク氏とライア

ワールド

〔情報BOX〕-次期FRB議長指名のウォーシュ氏、

ビジネス

次期FRB議長にウォーシュ氏指名、トランプ氏「利下
MAGAZINE
特集:高市 vs 中国
特集:高市 vs 中国
2026年2月 3日号(1/27発売)

台湾発言に手を緩めない習近平と静観のトランプ。激動の東アジアを生き抜く日本の戦略とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「副産物」で建設業界のあの問題を解決
  • 2
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵士供給に悩むロシアが行う「外道行為」の実態
  • 3
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界でも過去最大規模
  • 4
    日本はすでに世界第4位の移民受け入れ国...実は開放…
  • 5
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパ…
  • 6
    麻薬中毒が「アメリカ文化」...グリーンランド人が投…
  • 7
    日本経済を中国市場から切り離すべきなのか
  • 8
    秋田県は生徒の学力が全国トップクラスなのに、1キロ…
  • 9
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 10
    「外国人価格」で日本社会が失うもの──インバウンド…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 3
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界でも過去最大規模
  • 4
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 5
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「…
  • 6
    一人っ子政策後も止まらない人口減少...中国少子化は…
  • 7
    スペースXの宇宙飛行士の帰還が健康問題で前倒しに..…
  • 8
    町長を「バズーカで攻撃」フィリピンで暗殺未遂、大…
  • 9
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 10
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 6
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 7
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 8
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
  • 9
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 10
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中