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欧州医薬品庁幹部、域内でのロシア製コロナワクチン使用に警告

2021年03月08日(月)14時29分

 3月7日、欧州医薬品庁(EMA)幹部は、欧州連合(EU)加盟国に対し、ロシア製の新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」への緊急使用を控えるよう呼びかけた。写真は同ワクチン。2月ブダペストでの代表撮影(2021年/ロイター)

[チューリヒ 7日 ロイター] - 欧州医薬品庁(EMA)幹部は7日、欧州連合(EU)加盟国に対し、ロシア製の新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」への緊急使用を控えるよう呼びかけた。EMAは現在、同ワクチンの承認に向けたローリング・レビュー(逐次審査)を行っている。

EMAの経営委員会議長、Christa Wirthumer-Hoche氏はオーストリアのテレビ番組に出演し、同ワクチンの効果を示す十分なデータが得られていないことを問題視。各国が緊急使用許可を与えることに反対の立場を示した。

「適切にデータ検証が行われれば、将来的には、欧州で「『スプートニクⅤ』の使用が可能になる。逐次審査は始まっている」と述べた。

ロイター
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