ニュース速報

ワールド

ドイツ、コロナ制限緩和で合意 ワクチン接種加速や検査拡充も

2021年03月04日(木)11時18分

 3月3日、ドイツのメルケル首相は、新型コロナウイルス感染抑制のための制限措置を段階的に緩和することで州首相らと合意した。会見を終えた首相と州首相ら。ベルリンで4日撮影(2021年 ロイター/Markus Schreiber)

[ベルリン 3日 ロイター] - ドイツのメルケル首相は3日、新型コロナウイルス感染抑制のための制限措置を段階的に緩和することで州首相らと合意した。ただ、感染が再び抑制不能となった場合は「緊急ブレーキ」を発動し、制限を再導入する。

ドイツでは1日当たりの新規感染者数が再び徐々に増加する傾向にあり、1回目のワクチン接種を受けた人は人口の5%程度にとどまっている。

3日の協議では、できるだけ多くの人が接種を受けられるよう、可能な場合は1回目と2回目の接種間隔を広げることで合意した。

65歳以上の高齢者へのアストラゼネカ製ワクチン接種について、予防接種常設委員会が近く判断する見通しも示した。現在の接種対象年齢は18歳から64歳で、接種の遅れにつながっている。

制限措置の緩和は5段階で行う。今月8日から同居者以外の人との面会が一部認められるほか、本屋など一部商店が営業を再開できる。

小売店の再開は、地域の新規感染者が7日間で10万人当たり50人を下回っていることが条件で、この水準を超えると事前の予約が義務付けられる。さらに、3日連続で100人を超えると緊急ブレーキが発動され、3月8日以前の制限が再導入される。

緩和が進めば、レストランの屋外飲食や、陰性を証明できる人を対象に美術館や映画館の再開が可能になる。50人までの屋外イベントなどは最終段階となる。

政府はまた、今月8日から無症状の市民全員を対象に簡易検査を少なくとも週1回実施する。費用は政府が負担する。メルケル首相と州首相は追加の措置について今月22日に協議する。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

イスラエルがイランに新たな攻撃、「米と交渉せず」と

ワールド

米戦闘機が墜落、クウェートが誤射 ドローン攻撃続く

ビジネス

英住宅ローン承認件数、1月は2年ぶり低水準 予想外

ワールド

IAEA、核施設に「被害の兆候なし」 ナタンツ攻撃
MAGAZINE
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
2026年3月 3日号(2/25発売)

フィンテックの進化と普及で、金融はもっと高速に、もっとカジュアルに

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 2
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 3
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医師が語る心優先の健康法
  • 4
    ドバイの空港・ホテルに被害 イランが湾岸諸国に報…
  • 5
    「若い連中は私を知らない」...大ヒット映画音楽の作…
  • 6
    「本当にテイラー?」「メイクの力が大きい...」テイ…
  • 7
    「高市大勝」に中国人が見せた意外な反応
  • 8
    【銘柄】「三菱重工業」の株価上昇はどこまで続く...…
  • 9
    【銘柄】「ファナック」は新時代の主役か...フィジカ…
  • 10
    米・イスラエルの「イラン攻撃」受け、航空各社が中…
  • 1
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 2
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 3
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの謎判定に「怒りの鉄拳」、木俣椋真の1980には「ぼやき」も
  • 4
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 5
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 6
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 7
    米国の中国依存が低下、台湾からの輸入が上回る
  • 8
    中国で今まで発見されたことがないような恐竜の化石…
  • 9
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医…
  • 10
    「若い連中は私を知らない」...大ヒット映画音楽の作…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中