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バイデン氏、タンデン行政管理予算局長の指名撤回
バイデン米政権は2日、ニーラ・タンデン氏の行政管理予算局(OMB)局長への指名を撤回した。同氏が過去に投稿した議員らに対する辛辣な内容のツイートを巡り、人事案に強い反対があったことを受けた。写真は今年2月9日、米議会上院公聴会で発言するタンデン氏。(2021年 ロイター/代表撮影)
[ワシントン 2日 ロイター] - バイデン米政権は2日、ニーラ・タンデン氏の行政管理予算局(OMB)局長への指名を撤回した。同氏が過去に投稿した議員らに辛辣な内容のツイートを巡り、人事案に強い反対があったことを受けた。
バイデン氏は声明でタンデン氏の「指名辞退の要請を受け入れた」と表明した。ただ、政権内で何らかの役割を与える考えも示した。
ホワイトハウスはタンデン氏がバイデン大統領に送った書簡を公表。同氏は「指名承認の道筋が存在しないのは明白なようで、私の指名検討が長引き、大統領の他の優先事項の妨げになることは望んでいない」と記した。
米議会の黒人議員連盟は代替候補として、バイデン氏がOMBのナンバー2に指名したシャランダ・ヤング氏を支持する立場を表明している。ヤング氏は元下院スタッフで、OMB局長に就任すればバイデン政権で2人目の黒人女性閣僚となる。
このほか、ジーン・スパーリング元国家経済会議(NEC)委員長や、ヒラリー・クリントン氏の側近だったアン・オリアリー氏も候補として考えられる。バイデン氏の政権移行チームは政権ポストを巡る議論でスパーリング、オリアリー両氏に言及していた。
*代替候補に関する情報を追加しました。