ニュース速報

ワールド

NZ、来週にもコロナワクチン承認の可能性 年内の国境開放は困難

2021年01月26日(火)16時54分

ニュージーランドのアーダーン首相は26日、来週にも新型コロナウイルスワクチンの使用を承認する可能性があると明らかにした。写真は昨年10月11日に労働党大会で演説する同首相。ウエリントンで撮影。(2021年 ロイター/Praveen Menon)

[26日 ロイター] - ニュージーランドのアーダーン首相は26日、来週にも新型コロナウイルスワクチンの使用を承認する可能性があると明らかにした。

アーダーン首相は声明を発表し、「われわれはニュージーランド国民へのコロナワクチン接種に向け迅速に前進している。しかしワクチンの安全性と有効性の確認にも取り組んでいく」と説明した。

ニュージーランド政府は前日、数カ月ぶりに市中感染が確認されたと発表した。感染者は昨年12月30日に帰国した女性で、2週間の隔離措置を終えて施設を出た後に陽性となり、南ア型変異種が検出された。これを受け、オーストラリアはニュージーランドとの往来の隔離免除措置を72時間停止した。

ニュージーランド政府にはワクチン接種圧力が高まっていたが、政府は手続き開始は数カ月後になると繰り返していた。

アーダーン首相は、医薬品監督当局が米ファイザーと独ビオンテック開発のワクチンの暫定承認に向け作業を進めていると述べた。第1便は第1・四半期末までに到着予定だが、政府は早めの到着に備えて万全を期しているという。

ヒプキンス新型コロナ対策相は声明で、「最も重要なのは開始時期ではなく終了時期。年央にはより広範囲な接種に入りたいと考えている」とした。

アーダーン首相はまた、オーストラリアや太平洋諸国など近隣諸国との往来を除き、年内の国境開放は困難と述べた。

外国との行き来を再開するには、ワクチン接種を受けた人が新型コロナウイルスを拡散しないという確信、および十分な数の自国民がワクチン接種を受けることの両方が必要だが、双方ともに時間がかかるという。

*内容を追加します。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

米軍がホルムズ海峡封鎖へ、イランは交渉に戻る見通し

ワールド

ロシア・ウクライナ復活祭停戦、発効数時間で双方が違

ワールド

米イラン協議決裂、核・ホルムズ海峡で溝埋まらず 停

ワールド

中国、台湾向け観光規制緩和など新措置 野党党首訪中
MAGAZINE
特集:トランプの大誤算
特集:トランプの大誤算
2026年4月14日号(4/ 7発売)

国民向け演説は「フェイク」の繰り返し。泥沼化するイラン攻撃の出口は見えない

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    新しいアメリカンドリームは「国外移住」...5人に1人が海外を希望する時代
  • 2
    【銘柄】イラン情勢で「任天堂」が急落 不確実な相場で人気の優良株から売られる落とし穴
  • 3
    健康を守るはずのサプリが癌細胞を助ける? 思いがけない副作用に研究者が警鐘
  • 4
    停戦合意後もレバノン猛攻を続けるイスラエル、「国…
  • 5
    【銘柄】イラン情勢で一躍脚光の「NEC」 防衛・宇宙…
  • 6
    中国が恐れる「経済ドミノ」
  • 7
    中国がイラン戦争一時停戦の裏で大笑い...一時停戦に…
  • 8
    「仕事ができる人」になる、ただ1つの条件...「頑張…
  • 9
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文…
  • 10
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの…
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文章」...歴史を塗り替えかねない、その内容とは?
  • 3
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収される...潜水艦の重要ルートで一体何をしていた?
  • 4
    韓国、生理用品無償支給を7月から開始 靴の中敷きで…
  • 5
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライ…
  • 6
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 7
    撃墜された米国機から財布やID回収か、イラン側が拡…
  • 8
    停戦合意後もレバノン猛攻を続けるイスラエル、「国…
  • 9
    ポケモンで遊ぶと脳に「専用の領域」ができる? ポ…
  • 10
    中国がイラン戦争一時停戦の裏で大笑い...一時停戦に…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 3
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 4
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文…
  • 5
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 6
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収され…
  • 7
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 8
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 9
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
  • 10
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中