ニュース速報

ワールド

OPECプラス、来年の石油供給方針で妥協に近づく=関係筋

2020年12月03日(木)20時09分

 石油輸出国機構(OPEC)とロシアは2021年の石油供給方針を巡り妥協に近づいている。写真はOPECプラスのロゴ。2017年9月ウィーンで撮影(2020年 ロイター/Leonhard Foeger)

[ロンドン/ドバイ/モスクワ 3日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)とロシアは2021年の石油供給方針を巡り妥協に近づいている。関係筋がロイターに明らかにした。

OPECと非加盟の主要な産油国で構成する「OPECプラス」プラスは日量770万バレルの減産を少なくとも3月まで延長すると広く予想されていた。

だが新型コロナウイルスワクチンへの期待を背景に原油価格が11月に上昇したことで、一部の産油国からは厳格な減産の継続に疑問の声が出ていた。

OPECプラス筋によると、ロシア、イラク、ナイジェリア、アラブ首長国連邦(UAE)は、2021年に供給を増やすことに一定程度の関心を示している。

あるOPEC筋は「事態は妥協に向かっている」と述べた。

コンサルタント会社エネルギー・アスペクツはリポートで「きょうOPECプラスのメンバー間の議論に暫定的な進展があり、閣僚は行き詰まりを打開するための妥協案に近づいていると理解している」と指摘した。

複数の関係筋によれば、既存の政策の延長や、1月か2月か3月から毎月の減産幅を日量50万─100万バレル縮小することが選択肢として挙がっている。

2人の関係者はロイターに、好ましい選択肢はこれらの提案を組み合わせたもので、当初は既存の減産政策を延長し、その後の数カ月間で徐々に増産を開始するというものだと語った。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

中東戦争でインフレ加速・成長鈍化の恐れ、世界成長の

ビジネス

3月末の外貨準備高は1兆3747億ドル=財務省

ビジネス

再送-2月実質消費支出、前年比-1.8%=総務省(

ワールド

イラン、米の停戦案拒否 トランプ氏「一夜で国全体壊
MAGAZINE
特集:トランプの大誤算
特集:トランプの大誤算
2026年4月14日号(4/ 7発売)

国民向け演説は「フェイク」の繰り返し。泥沼化するイラン攻撃の出口は見えない

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    「考えの浅い親」が子どもに言ってしまっている口ぐせ・ワースト1
  • 3
    【銘柄】イラン情勢で一躍脚光の「NEC」 防衛・宇宙の2大テーマでAI懸念を払拭できるか
  • 4
    地面にくねくねと伸びる「奇妙な筋」の正体は? 飛行…
  • 5
    トランプ、イランに合意期限「米東部時間6日午前10時…
  • 6
    「高市しぐさ」の問題は「媚び」だけか?...異形の「…
  • 7
    イラン戦争の現実...アメリカとイスラエル、見え始め…
  • 8
    人口減の自治体を救う「小さな浄水場」──誰もが常に…
  • 9
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引…
  • 10
    米軍が兵器を太平洋から中東に大移動、対中抑止に空白
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 3
    イラン戦争の現実...アメリカとイスラエル、見え始めた限界
  • 4
    「考えの浅い親」が子どもに言ってしまっている口ぐ…
  • 5
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引…
  • 6
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イ…
  • 7
    【銘柄】イラン情勢で一躍脚光の「NEC」 防衛・宇宙…
  • 8
    中国がイラン戦争最大の被害者? 習近平の誤った経…
  • 9
    「高市しぐさ」の問題は「媚び」だけか?...異形の「…
  • 10
    年金は何歳からもらうのが得? 男女で違う「最適な受…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 4
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 5
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの…
  • 6
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 7
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 8
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 9
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 10
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中