ニュース速報

ワールド

銀行システムの安定性、全く懸念していない=豪中銀総裁

2020年08月14日(金)13時21分

 オーストラリア準備銀行のロウ総裁(左から2人目)は14日、議会証言の質疑応答で、国内銀行システムの安定性に関する懸念は全くないと述べた。2019年2月シドニーで撮影(2020年 ロイター/Tom Westbrook)

[シドニー 14日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)のロウ総裁は14日、議会証言の質疑応答で、国内銀行システムの安定性に関する懸念は全くないと述べた。

国内最大のコモンウェルス銀行(CBA)は、2万件近くの住宅ローンが、新型コロナウイルスの特別失業支援措置を受けている人に貸し出されていると明らかにしている。

ナショナル・オーストラリア銀行も、顧客の多くは先行きが見通せない状態で、住宅ローンの繰り延べ返済手続きをした顧客で返済を再開した人は16%程度にとどまっていると発表している。

アナリストは、銀行の収益は今後悪化し、特に、新型コロナの失業給付金が終了する年末以降、ローン関連損失の拡大や利益・配当の縮小が見込まれるとしている。

一方、ロウ総裁は「銀行システムの安定性への懸念は全くない」と述べ、新型コロナ危機が始まった時の国内銀行の資本は過去最高の水準だったとし、信用や国が必要としている物を提供できるしっかりとした状態にあるとの見方を示した。

その上で、それよりも深刻な問題は、新型コロナによる失業や所得の減少だと指摘した。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

-仏統一地方選第1回投票、マルセイユ市長選で極右が

ワールド

トランプ氏「キューバと協議中」、イラン対応後に行動

ワールド

アングル:エネルギー市場の命運握るのはイラン、一方

ワールド

サウジのソブリン格付け据え置き、中東紛争への対応可
MAGAZINE
特集:教養としてのミュージカル入門
特集:教養としてのミュージカル入門
2026年3月17日号(3/10発売)

社会と時代を鮮烈に描き出すミュージカル。意外にポリティカルなエンタメの「魔力」を学ぶ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ズボンを穿き忘れてる! 米セレブ、下を穿かず「目のやり場に困る」衣装...「これはオシャレなの?」
  • 3
    「筋肉はモッツァレラと同じ」...なぜウォーミングアップは「2セット」でいいのか?
  • 4
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 5
    機内で「人生最悪」の経験をした女性客...後ろの客の…
  • 6
    幼い子供たちの「おぞましい変化」を克明に記録...「…
  • 7
    ぜんぜん身体を隠せてない! 米セレブ、「細いロープ…
  • 8
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 9
    有人機の「盾」となる使い捨て無人機...空の戦いに革…
  • 10
    50代から急増!? 「老け込む人」に共通する体の異変【…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 5
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 6
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 7
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 8
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 9
    ズボンを穿き忘れてる! 米セレブ、下を穿かず「目の…
  • 10
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 5
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 6
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 7
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 10
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体に…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中