英国、ベルギーなどからの入国者に隔離義務付け 新型コロナ感染増で

　８月６日、英国のシャップス運輸相は、新型コロナウイルス感染が拡大しつつあるとして、ベルギー、バハマ諸島およびアンドラ公国からの入国者に、１４日間の隔離を義務付けると発表した。写真はブリュッセルで撮影（２０２０年　ロイター／YVES HERMAN）

［ロンドン　６日　ロイター］ - 英国のシャップス運輸相は６日、新型コロナウイルス感染が拡大しつつあるとして、ベルギー、バハマ諸島およびアンドラ公国からの入国者に、１４日間の隔離を義務付けると発表した。

英国ではすでに新型コロナ感染が拡大しつつあり、今回の発表には、ホットスポット（大流行地）からの入国を抑制して感染者増加に歯止めをかける狙いがある。

シャップス運輸相はツイッターに、「データは、新型コロナ感染率を抑制するため、アンドラ、ベルギー、バハマを隔離措置免除対象国・地域リストから除外する必要があることを示している。８日午前４時（日本時間正午）以降にこれら地域から入国する場合は、１４日間の自主隔離が必要となる」と投稿した。

現在英国人数千人が海外で休暇を過ごしているが、英政府はすでに、スペインとルクセンブルクからの入国者に隔離を再度義務付けている。