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うがい薬の効果、研究状況しっかり注視=新型コロナで菅官房長官

2020年08月05日(水)12時23分

 菅義偉官房長官(写真)は5日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けて大阪府の吉村洋文知事が前日に使用を呼び掛けたうがい薬の効果について、政府として研究の状況をしっかり注視していくと述べた。写真は都内で2017年7月撮影(2020年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 5日 ロイター] - 菅義偉官房長官は5日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けて大阪府の吉村洋文知事が前日に使用を呼び掛けたうがい薬の効果について、政府として研究の状況をしっかり注視していくと述べた。

菅官房長官は、ポビドンヨードという成分を含むうがい薬に関して「大阪府から府立病院機構が行った検査の中で唾液中のコロナウイルスを減少させる結果が公表された。今後、宿泊療養施設の臨床研究を拡大して有効性、安全性を含む重症化予防効果の検証研究を行っていく旨の発表があったと承知している」と説明。その上で「政府としても研究の状況をしっかり注視していきたい」と述べた。 

お盆期間の帰省を巡っては、高齢者と会う場合が多い事情もあり、注意事項について専門家の意見を聞いた上で政府として適切に対応していくと語った。

(内田慎一)

ロイター
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