ニュース速報

ワールド

米大統領首席補佐官、コロナ対策法案の早期合意を楽観視せず

2020年08月03日(月)07時42分

 8月2日、メドウズ米大統領首席補佐官は、新型コロナウイルス追加対策法案を巡り早期の合意を楽観視していないと述べた。写真は7月撮影(2020年 ロイター/Carlos Barria)

[ワシントン 2日 ロイター] - メドウズ米大統領首席補佐官は2日、新型コロナウイルス追加対策法案を巡り早期の合意を楽観視していないと述べた。

メドウズ氏とムニューシン財務長官は1日、民主党指導部と3時間にわたり協議。双方ともこれまでで最も前向きな協議だったとしたものの、7月末で失効した週600ドルの失業給付加算措置で歩み寄りの兆しは見られなかった。[nL4N2F401J]

メドウズ氏は2日、CBSの番組で「非常に近いうちに解決策がまとまるとは楽観視していない」と述べた。

また、包括的なコロナ対策法案を話し合う間、別の法案で失業給付加算を短期的に延長する案を民主党が阻止していると非難。いかなる断片的なアプローチにも協力しない姿勢を同党が取り続けているとした上で、こうした姿勢が「今後数日で変わることを望む」と述べた。

一方、民主党のペロシ下院議長はABCの番組で、失業給付加算の延長に向けた取り組みについて、妨げになっているのはトランプ大統領だと指摘した。

また、加算額週600ドルでの延長を求める立場を崩さず、「失業率が低下した段階で減額を検討することは可能だが、今回の法案では600ドルだ」と強調した。

失業給付の特例加算を巡っては、トランプ政権と一部の共和党議員が減額した上での延長を主張。上院共和党内では延長自体に反対の声もある。

ムニューシン財務長官はABCの番組で、トランプ大統領は加算を支持しているものの、職に就いた場合より多くの給付を受けるべきではないとの立場だと説明。

「失業給付の加算という概念自体では間違いなく一致している。一部の人が過剰に給付を受けている問題を解決し、(再就職を)適切に促すようにしたい」と述べた。

労働者や経済を支える必要があるが、「将来の世代に巨額の債務を積み残さないように注意しなければならない」とも語った。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

イラン、米国との交渉を否定 国連大使「唯一の言語は

ワールド

トランプ氏、米軍は「永遠に」戦争可能 大勝利に万全

ワールド

トランプ氏、イランは協議望むも「すでに手遅れ」 指

ワールド

中東紛争4日目、攻撃広がり犠牲増加 想定以上に作戦
MAGAZINE
特集:トランプのイラン攻撃
特集:トランプのイラン攻撃
2026年3月10日号(3/ 3発売)

核開発の断念を迫るトランプ政権が攻撃を開始。イランとアメリカの本格戦争は始まるのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 2
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズった理由
  • 3
    少子化に悩む韓国で出生率回復...昨年過去最大の伸び率を記録した「勝因」と「今後の課題」
  • 4
    核合意寸前、米国がイラン攻撃に踏み切った理由
  • 5
    「死体を運んでる...」Google Earthで表示される「不…
  • 6
    人気の女性インフルエンサー、「直視できない」すご…
  • 7
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られ…
  • 8
    イランへの直接攻撃は世界を変えた...秩序が崩壊する…
  • 9
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで…
  • 10
    「日本食ブーム」は止まらない...抹茶、日本酒に「あ…
  • 1
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 2
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの謎判定に「怒りの鉄拳」、木俣椋真の1980には「ぼやき」も
  • 3
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 4
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 5
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 6
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 7
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医…
  • 8
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 9
    中国で今まで発見されたことがないような恐竜の化石…
  • 10
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中