ニュース速報

ワールド

米政府、コロナワクチン製造で有望な5社選定=NYT紙

2020年06月04日(木)07時41分

トランプ米政権は新型コロナウイルスに対するワクチン製造で最も有望な5社を選定した。米ニューヨーク・タイムズ(NYT)紙が3日報じた。マサチューセッツ州ケンブリッジで5月撮影(2019年 ロイター/Brian Snyder)

[3日 ロイター] - トランプ米政権は新型コロナウイルスに対するワクチン製造で最も有望な5社を選定した。米ニューヨーク・タイムズ(NYT)紙が3日、政権高官らの話として報じた。

5社は米モデルナ、オックスフォード大学と提携している英アストラゼネカ、米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)、米メルク、米ファイザー

これらの企業は政府から追加資金提供や臨床試験の支援、物流面での支援などを受けるという。

新型コロナ感染症のワクチンとして承認されたものはまだなく、現在、世界で100以上のワクチンが開発中だが、NYT紙は仏サノフィ、米ノババックス、米イノビオ・ファーマシューティカルズのワクチンについては言及していない。

同紙によると、ホワイトハウスは向こう数週間に決定について正式に発表する。

この報道に関してホワイトハウスからコメントは得られていない。

米保健福祉省(HHS)の当局者は「市場の材料になる情報に関してコメントできない」と述べた。

米国は、新型コロナのワクチンの年内の実用化に向け、被験者10ー15万人を対象にした大規模な治験を実施する計画で、7月に中期段階の治験開始を目指している。

米国立衛生研究所(NIH)のフランシス・コリンズ所長が先月、ロイターに対し明らかにしたところによると、中期段階の治験に使用されるワクチンとしては、モデルナとNIHが共同開発するワクチンがまず候補に挙げられるほか、オックスフォード大とアストラゼネカのワクチンも候補になり得るという。同所長は、J&Jとメルクのワクチン候補も最終的には治験に使用されるとの見方を示した。

CNNによると、米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のファウチ所長は2日、2021年初めまでに「数億回分」のワクチンが用意できることに期待を示した。

*内容を追加しました。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

再送フーシ派がイスラエル攻撃、イエメンの親イラン武

ワールド

再送-UAEのアブダビで5人負傷、火災も発生 ミサ

ワールド

タイ新政権、来週発足へ アヌティン首相が表明 

ビジネス

中国の大手国有銀3行、25年の利益ほぼ横ばい 不動
MAGAZINE
特集:BTS再始動
特集:BTS再始動
2026年3月31日号(3/24発売)

3年9カ月の空白を経て完全体でカムバック。世界が注目する「BTS2.0」の幕開け

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    映画『8番出口』はアメリカでどう受け止められた?...「単なるホラー作品とは違う」「あの大作も顔負け」
  • 2
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度を決める重要な要素とは?
  • 3
    オランウータンに「15分間ロックオン」された女性のSNS動画が拡散、動物園で一体何が?
  • 4
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 5
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反…
  • 6
    中国最大の海運会社COSCOがペルシャ湾輸送を再開──緊…
  • 7
    ヒドラのように生き延びる...イランを支配する「革命…
  • 8
    ウィリアム皇太子が軍服姿で部隊訪問...「前線任務」…
  • 9
    作者が「投げ出した」? 『チェンソーマン』の最終…
  • 10
    「酷すぎる...」ショッピングモールのゴミ箱で「まさ…
  • 1
    【銘柄】「三菱商事」の株価に高まる期待...ホルムズ海峡封鎖と資源価格高騰が業績を押し上げ
  • 2
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反対署名...「歓迎してない」の声広がる
  • 3
    レストラン店内で配膳ロボットが「制御不能」に...店員も「なすすべなし」の暴走モード
  • 4
    三笠宮彬子さまも出席...「銀河の夢か、現実逃避か」…
  • 5
    中国の公衆衛生レベルはアメリカ並み...「ほぼ国民皆…
  • 6
    イランは空爆により核・ミサイル製造能力を「喪失」…
  • 7
    中国最大の海運会社COSCOがペルシャ湾輸送を再開──緊…
  • 8
    作者が「投げ出した」? 『チェンソーマン』の最終…
  • 9
    【クイズ】2年連続で「世界幸福度ランキング」で最下…
  • 10
    「カメラの目の前」で起きた爆発の瞬間...取材中の記…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 6
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 7
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 10
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中