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イラン保健相、厳しい第2波リスク警告 都市封鎖後の状況に懸念

2020年06月01日(月)20時14分

 6月1日、イランのナマキ保健相は、新型コロナウイルス感染防止のためのガイドラインや、人と一定の距離を置く社会的距離ルールを国民が無視すれば、より強い流行の第2波が到来する可能性があると述べた。写真はテヘランの街を歩く人々。5月20日撮影(2020年 ロイター/WANA)

[ドバイ 1日 ロイター] - イランのナマキ保健相は1日、新型コロナウイルス感染防止のためのガイドラインや、人と一定の距離を置く社会的距離ルールを国民が無視すれば、より強い流行の第2波が到来する可能性があると述べた。

イランは中東で新型コロナの流行が最も深刻な国のひとつだが、死者数の減少を受け、4月からロックダウン(都市封鎖)を緩和し始めた。しかし、5月に入ってからは、4月中・下旬に比べて感染者数が増加し、政府は感染検査を強化している。

ナマキ保健相は、国営テレビが放映した記者会見で「流行はまだ終息しておらず、これまでよりさらに厳しい流行がやってくる可能性はいつでもある。国民が感染防止のためのルールを尊重しないのなら、最悪の状況に備えなければならない」と述べた。

1日時点の累計感染者数は15万4445人で、前日から2979人増加。死者は81人増えて7878人となった。

ロイター
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