ニュース速報

ワールド

新型コロナ、仏英で死者が過去最多 伊・スペインは拡大一服の兆し

2020年04月05日(日)16時22分

 欧州では4日、新型コロナウイルス感染症による死者がフランスでこれまでで最多となる一方、イタリアとスペインでは拡大ペースが一服する兆しが見られた。写真はフランスの病院。1日撮影」(2020年 ロイター/Benoit Tessier)

[パリ/ロンドン/ミラノ/マドリード 4日 ロイター] - 欧州では4日、新型コロナウイルス感染症による死者がフランスでこれまでで最多となる一方、イタリアとスペインでは拡大ペースが一服する兆しが見られた。

フランス保健省は新型コロナ感染による死者が前日から1053人増えて7560人となったと発表した。

保健省高官によると、感染者は病院で確認された患者が前日から7%増の6万8605人、高齢者施設などでは疑わしいケースも含め20%増の2万1348人で、合わせて8万9953人となった。

英国でも新型コロナ感染症による死者が708人増と過去最多を記録。累計で4313人となった。当局者は今後1─2週間は死者の数が高水準で推移するとの見方を示した。

一方イタリアでは死者の数が681人増と3月23日以来の低水準だった。累計での死者数は1万5632人

新たな感染者は4805人増の12万4632人と最近のペースをやや上回った。ただ集中治療室で治療を受けている患者は74人減の3994人と初めて減少した。

スペインでも死者数が809人増の1万1744人となり伸びが前日の932人を下回った。増加率は7%で1週間前の約20%増から大幅に減速した。

感染者は前日の11万7710人から12万4736人に増え、イタリアを上回った。

政府高官は「ここ数日見られる減少傾向を確認するものだ」としながらも「統計に含まれていない、より多くの軽症な感染者が存在する」と指摘した。

サンチェス首相は4日、ロックダウン(都市封鎖)を26日まで15日間延長するよう議会に要請する考えを示した。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

英アストラゼネカ、中国に150億ドル投資 スターマ

ワールド

米ウェイモの自動運転車、小学校付近で児童と接触 当

ワールド

独首相、ルールに基づく国際秩序強調 「関税の脅しに

ビジネス

中国、不動産業界締め付け策撤廃と報道 関連銘柄急伸
MAGAZINE
特集:高市 vs 中国
特集:高市 vs 中国
2026年2月 3日号(1/27発売)

台湾発言に手を緩めない習近平と静観のトランプ。激動の東アジアを生き抜く日本の戦略とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界でも過去最大規模
  • 3
    町長を「バズーカで攻撃」フィリピンで暗殺未遂、大胆な犯行の一部始終を捉えた「衝撃映像」が話題に
  • 4
    パキスタン戦闘機「JF17」に輸出交渉が相次ぐ? 200…
  • 5
    秋田県は生徒の学力が全国トップクラスなのに、1キロ…
  • 6
    スペースXの宇宙飛行士の帰還が健康問題で前倒しに..…
  • 7
    一人っ子政策後も止まらない人口減少...中国少子化は…
  • 8
    人民解放軍を弱体化させてでも...習近平が軍幹部を立…
  • 9
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 10
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 3
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡張に新たな対抗手段
  • 4
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 5
    データが示す、中国の「絶望的な」人口動態...現実味…
  • 6
    ラブロフ、グリーンランドは‌デンマーク​の「自然な…
  • 7
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 8
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 9
    一人っ子政策後も止まらない人口減少...中国少子化は…
  • 10
    スペースXの宇宙飛行士の帰還が健康問題で前倒しに..…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 6
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 7
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 8
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 9
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
  • 10
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中