ニュース速報

ワールド

米大統領元側近ストーン被告に禁錮3年、ロシア疑惑巡る偽証で 

2020年02月21日(金)06時28分

米連邦裁判所は20日、ロシア疑惑捜査を巡り偽証罪で起訴されたトランプ大統領の元側近で長年の盟友ロジャー・ストーン被告(右)に対し、3年4月の禁錮刑を言い渡した(2020年 ロイター/Leah Millis)

[ワシントン 20日 ロイター] - 米連邦裁判所は20日、トランプ大統領の元側近で長年の盟友ロジャー・ストーン被告(67)に対し、3年4月の禁錮刑を言い渡した。同被告が罪に問われた2016年米大統領選のロシア疑惑を巡る偽証は民主主義の脅威になるとの判断を示した。

ストーン被告はロシア疑惑捜査を巡る罪で起訴され、昨年11月に7つの罪で有罪評決を受けた。今月10日には連邦検察が7─9年の禁錮刑を求刑。これに対し司法省は11日、検察の求刑が「過剰で妥当性がない」として軽い刑を科すよう裁判所に申し立てた。トランプ氏もツイッターへの投稿で、ストーン被告が不公平に扱われていると批判していた。

これに対し、首都ワシントンの連邦地裁のジャクソン判事は2時間半にわたる量刑言い渡しで、「捜査や起訴において不公平さや偽り、恥ずべき行為はなかった」と指摘。起訴されたのはトランプ大統領の側近だからではなく、「トランプ大統領のために隠蔽(いんぺい)を図ったため」とした。

また、偽証を巡るストーン被告の反論や好戦的な態度などは「米国の民主主義の基盤を成す基本的な制度に対する脅威」と述べた。

トランプ大統領は判決後、ストーン被告の恩赦を発表する計画は現時点でなく、法的手続きに任せるが、「ある時期に決断するだろう」と述べた。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

米イラン核協議が終了、仲介役オマーン「大きな進展」

ワールド

米ウクライナ、ジュネーブで高官協議 ロシア特使も現

ビジネス

エヌビディア株一時4.8%安、好決算もAI投資巡る

ワールド

ヒラリー氏、エプスタイン問題巡り「情報なし」 下院
MAGAZINE
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
2026年3月 3日号(2/25発売)

フィンテックの進化と普及で、金融はもっと高速に、もっとカジュアルに

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの謎判定に「怒りの鉄拳」、木俣椋真の1980には「ぼやき」も
  • 2
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 3
    戦術は進化しても戦局が動かない地獄──ロシア・ウクライナ戦争5年目の現実
  • 4
    住宅の4~5割が空き家になる地域も......今後30年で…
  • 5
    中国で今まで発見されたことがないような恐竜の化石…
  • 6
    「まるで別人...」ジョニー・デップの激変ぶりにネッ…
  • 7
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 8
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 9
    「IKEAも動いた...」ネグレクトされた子猿パンチと「…
  • 10
    「バカにされてる」五輪・選手村で提供の「アメリカ…
  • 1
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 2
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く高齢期の「4つの覚悟」
  • 3
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体には濾過・吸収する力が備わっている
  • 4
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの…
  • 5
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 6
    「#ジェームズ・ボンドを忘れろ」――MI6初の女性長官…
  • 7
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 8
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面…
  • 9
    海外(特に日本)移住したい中国人が増えている理由.…
  • 10
    100万人が死傷、街には戦場帰りの元囚人兵...出口な…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 5
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 6
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 9
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中