ニュース速報

ワールド

イラン、自国での飛行記録解析目指す、外国に渡す決定ない=当局

2020年01月20日(月)07時31分

 1月19日、ウクライナ旅客機撃墜を巡り、イランの航空当局者は回収した墜落機のブラックボックスはイランでの解析を目指す考えを示し、ウクライナに引き渡す決定が下されたとの報道を否定した。犠牲者を悼む人々、ウクライナのボルィースピリ国際空港で撮影(2020年 ロイター/Gleb Garanich)

[ドバイ 19日 ロイター] - イランの誤射によるウクライナ旅客機撃墜を巡り、イランの航空当局者は19日、回収した墜落機のブラックボックスはイランでの解析を目指す考えを示し、ウクライナに引き渡す決定が下されたとの報道を否定した。

墜落で多数の犠牲者が出たカナダなどは、ボイスレコーダー(音声記録装置)とフライトレコーダー(飛行記録装置)が入ったブラックボックスを外国に送るようイラン側に要求している。

これに対し、イラン民間航空連盟の幹部は「私たちはイランでのブラックボックス解析を目指している。そうでなければ、ウクライナとフランスに送るという選択肢があるが、他国に送るという決定は下されていない」と述べた。国営イラン通信(IRNA)が報じた。

これより先、タスニム通信は18日、同じ幹部がブラックボックスはイランでは解析できないので、引き渡しを繰り返し求めているウクライナに送ることになると述べていた。IRNAも同幹部が、18日にこのように発言していたと伝えている。

同幹部が前言を翻した理由は現時点で不明。

カナダのシャンパーニュ外相は、イランのザリフ外相に19日に書簡を送り、ブラックボックスを早急にウクライナかフランスに送るよう求めたと明らかにした。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

イラン、米の停戦案拒否 トランプ氏「一夜で国全体壊

ビジネス

2月実質消費支出、前年比-1.8%=総務省

ビジネス

サムスン電子、第1四半期営業利益は前年比8倍増見込

ワールド

米民主党議員2人がキューバ訪問、トランプ政権の石油
MAGAZINE
特集:トランプの大誤算
特集:トランプの大誤算
2026年4月14日号(4/ 7発売)

国民向け演説は「フェイク」の繰り返し。泥沼化するイラン攻撃の出口は見えない

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    「考えの浅い親」が子どもに言ってしまっている口ぐせ・ワースト1
  • 3
    【銘柄】イラン情勢で一躍脚光の「NEC」 防衛・宇宙の2大テーマでAI懸念を払拭できるか
  • 4
    地面にくねくねと伸びる「奇妙な筋」の正体は? 飛行…
  • 5
    トランプ、イランに合意期限「米東部時間6日午前10時…
  • 6
    「高市しぐさ」の問題は「媚び」だけか?...異形の「…
  • 7
    イラン戦争の現実...アメリカとイスラエル、見え始め…
  • 8
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引…
  • 9
    人口減の自治体を救う「小さな浄水場」──誰もが常に…
  • 10
    スパイス企業の新戦略...エスビー食品が挑む「食のア…
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 3
    イラン戦争の現実...アメリカとイスラエル、見え始めた限界
  • 4
    「考えの浅い親」が子どもに言ってしまっている口ぐ…
  • 5
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引…
  • 6
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イ…
  • 7
    【銘柄】イラン情勢で一躍脚光の「NEC」 防衛・宇宙…
  • 8
    中国がイラン戦争最大の被害者? 習近平の誤った経…
  • 9
    「高市しぐさ」の問題は「媚び」だけか?...異形の「…
  • 10
    年金は何歳からもらうのが得? 男女で違う「最適な受…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 4
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 5
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの…
  • 6
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 7
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 8
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 9
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 10
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中