ニュース速報

ワールド

ロシア、ウクライナ企業にハッカー攻撃 バイデン氏の息子が勤務

2020年01月15日(水)10時01分

 ロシア軍とつながりがあるハッカー集団が、米民主党のバイデン前副大統領の息子が取締役を務めていたウクライナのエネルギー会社にハッカー攻撃を仕掛けていたことが明らかになった。写真はコンピューターのキーボード。メキシコのシウダーフアレスで2017年10月撮影(2020年 ロイター/Jose Luis Gonzalez)

[ワシントン 13日 ロイター] - ロシア軍とつながりがあるハッカー集団が、米民主党のバイデン前副大統領の息子ハンター・バイデン氏が取締役を務めていたウクライナのエネルギー会社にハッカー攻撃を仕掛けていたことが明らかになった。

米サイバーセキュリティー会社エリア1セキュリティーが13日、明らかにした。

トランプ米大統領は昨年、バイデン親子の汚職疑惑を調査するようウクライナのゼレンスキー大統領に要請。これを受け米下院は「権力乱用」と「議会妨害」でトランプ氏を弾劾訴追している。

エリア1によると、ハッカー攻撃を受けたのはウクライナのエネルギー会社ブリスマ。ロシア軍の情報機関・参謀本部情報総局(GRU)とつながりがあり、「ファンシーベア」や「APT28」として知られるハッカー集団が電子メールの情報を盗もうとしたという。

米国の調査によると、このハッカー集団は2016年の米大統領選挙を混乱させるため、民主党の全国委員会にもハッカー攻撃を仕掛けている。

エリア1によると、ハッカー集団が具体的にどのような情報を探していたのかは不明。ブリスマへのハッカー攻撃でハンター・バイデン氏が送受信したメールなどを閲覧することが可能という。

盗まれた情報が外部に流出すれば、トランプ氏の弾劾裁判や今年の米大統領選に影響が出ることも考えられる。

ロシア国防省のコメントはとれていない。米国の国家安全保障局と国土安全保障省はコメントを控えている。ブリスマのコメントもとれていない。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

米エピックゲームズ、「フォートナイト」不振で100

ワールド

アングル:中東危機による海上輸送混乱、日韓の中古車

ビジネス

米国のイースター消費、過去最高の249億ドルに=業

ビジネス

英小売売上高指数、3月はコロナ禍以来の大幅悪化 見
MAGAZINE
特集:BTS再始動
特集:BTS再始動
2026年3月31日号(3/24発売)

3年9カ月の空白を経て完全体でカムバック。世界が注目する「BTS2.0」の幕開け

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    中国の公衆衛生レベルはアメリカ並み...「ほぼ国民皆保険」を達成した中国の医療保険の実態とは
  • 2
    三笠宮彬子さまも出席...「銀河の夢か、現実逃避か」モナコ舞踏会に見る富と慈善
  • 3
    【クイズ】2年連続で「世界幸福度ランキング」で最下位になった国はどこ?
  • 4
    レストラン店内で配膳ロボットが「制御不能」に...店…
  • 5
    イランは空爆により核・ミサイル製造能力を「喪失」…
  • 6
    スペイン王室、王妃と王女の装いに見る「母から娘」…
  • 7
    「買ったら高いじゃん?」アカデミー賞会場のゴミ箱…
  • 8
    意外と「プリンス枠」が空いていて...山崎育三郎が「…
  • 9
    「日本人のほうが民度が低い」を招いてしまった渋谷…
  • 10
    まずサイバー軍が防空網をたたく
  • 1
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期スペイン女王は空軍で訓練中、問われる「軍を知る君主」
  • 2
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え時の装いが話題――「ファッション外交」に注目
  • 3
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が発生し既に死者も、感染源は「ナイトクラブ」
  • 4
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
  • 5
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
  • 6
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する…
  • 7
    【衛星画像】イラン情勢緊迫、米強襲揚陸艦「トリポ…
  • 8
    【銘柄】「三菱商事」の株価に高まる期待...ホルムズ…
  • 9
    韓国製ミサイル天弓-II、イラン戦争で96%迎撃の衝撃 …
  • 10
    「マツダ・日産・スバル」が大ピンチ?...オーストラ…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 7
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 8
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 9
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 10
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中