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スイスUBS、第2四半期純利益は11億ドル 予想上回る

2024年08月14日(水)15時09分

 8月14日、スイス金融大手UBSは、第2・四半期の純利益が11億4000万ドルだったと発表した。写真は同社のロゴ。ルツェルンで6月撮影(2024年 ロイター/Denis Balibouse)

[チューリヒ 14日 ロイター] - スイス金融大手UBSは14日、第2・四半期の純利益が11億4000万ドルだったと発表した。同業クレディ・スイスとの正式な合併完了後初めての決算となった。

株主に帰属する純利益は、同社提供のアナリスト予想(5億2800万ドル)を上回った。

グループの総収入は119億ドルで、こちらもコンセンサス予想の116億ドルを上回った。

セルジオ・エルモッティ最高経営責任者(CEO)は「上半期の業績は買収完了以来、当社が利害関係者に対する約束を全て果たし大きく前進したことを反映している」と指摘。財務目標を達成し、クレディ・スイス安定化に向け介入を要請される前に達成していた収益性を回復する状況が十分に整っていると語った。

UBSはまた、9億ドルの追加的な総コスト削減を達成し、累積年間削減目標の約45%に達したと明らかにした。

UBSは昨年、クレディ・スイスを買収。今年5月に合併が完了したと発表していた。

昨年第2・四半期は約290億ドルの利益を計上していた。巨額の利益は、買収費用がクレディ・スイスの価値をはるかに下回ったことによる一時的利益が要因だった。

ロイター
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