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マブチモーター、1─6月期営業利益が2倍強 円安など寄与

2024年08月14日(水)15時00分

Kuniko Mutoh

[東京 14日 ロイター] - マブチモーターが14日発表した2024年12月期連結中間期(1─6月)決算は、営業利益が91億6300万円で前年同期比2.2倍となった。販売価格などの改善や円安が寄与した。

モーターが大半を占める売上高は前年比16.8%増の952億6700万円だった。

営業利益、売上高ともに会社予想(営業利益は90億円、売上高は946億円)を上回った。円安などに伴う為替差益76億円を営業外収益に計上したためとしている。

24年12月期通期業績予想は、営業利益を189億円(前期比21.6%増)、売上高を1890億円(同5.8%増)とし、4月の1─3月期決算発表時(営業利益188億円、売上高1880億円)から上方修正した。営業利益予想はIBESの予想平均値184億8000万円を上回る。

同社は、円安を増益要因として見込むものの、販売管理費の増加によるコスト上昇が利益を押し下げると指摘した。また自動車電装機器市場に関して、24年下期は一部地域で完成車の在庫水準が高止ま

りしているとし、自動車生産台数が前年比で減少すると予想した。

ロイター
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