シティ、第1四半期1株利益は予想上回る 再編費用4.8億ドル計上
米金融大手シティグループが12日発表した第1・四半期決算は27%の減益となった。1月撮影(2024年 ロイター/Brendan McDermid)
[12日 ロイター] - 米金融大手シティグループが12日発表した第1・四半期決算は27%の減益となった。ジェーン・フレーザー最高経営責任者(CEO)が進める抜本的な組織再編に絡み4億8300万ドルの費用を計上した。
ただ、1株利益が市場予想を上回ったことで、シティの株価は一時2.5%上昇した。
純利益は34億ドルと、前年同期の46億ドルから減少。一時的項目を除く1株当たり利益は1.86ドルと、市場予想の1.23ドルを上回った。
収入は2%減の211億ドル。一時的項目を除くベースでは増加した。
フレーザーCEOは声明で「昨年9月に発表した組織の簡素化が終了した」と表明した。シティは再編により、年間15億ドルの節減を見込む。
2024年の収入見通しは前年比約1.8─3%増の800億─810億ドル。
マーク・メイソン最高財務責任者(CFO)は「世界経済にはレジリエンス(回復力)があるようだ。24年は成長鈍化を想定しているものの、労働市場や消費者の強さを踏まると、経済は持ちこたえているようにみえる」とした。
第1・四半期は、サービス部門が8%増収。バンキング部門の収入も、資本市場の活性化や投資銀行手数料収入の増加を追い風に49%急増した。
一方、債券や通貨の下げに圧迫され、マーケッツ(トレーディング)部門は7%減収。ウエルスマネジメント部門も4%減収となった。
また、信用コストは22億ドルに達した。
24年通年の費用(特別項目除く)は535億─538億ドルと予想。約7億─10億ドルの再編・人員削減関連費用(第1・四半期計上分含む)が含まれる。
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