ニュース速報
ビジネス

シティ、第1四半期1株利益は予想上回る 再編費用4.8億ドル計上

2024年04月13日(土)02時08分

米金融大手シティグループが12日発表した第1・四半期決算は27%の減益となった。1月撮影(2024年 ロイター/Brendan McDermid)

[12日 ロイター] - 米金融大手シティグループが12日発表した第1・四半期決算は27%の減益となった。ジェーン・フレーザー最高経営責任者(CEO)が進める抜本的な組織再編に絡み4億8300万ドルの費用を計上した。

ただ、1株利益が市場予想を上回ったことで、シティの株価は一時2.5%上昇した。

純利益は34億ドルと、前年同期の46億ドルから減少。一時的項目を除く1株当たり利益は1.86ドルと、市場予想の1.23ドルを上回った。

収入は2%減の211億ドル。一時的項目を除くベースでは増加した。

フレーザーCEOは声明で「昨年9月に発表した組織の簡素化が終了した」と表明した。シティは再編により、年間15億ドルの節減を見込む。

2024年の収入見通しは前年比約1.8─3%増の800億─810億ドル。

マーク・メイソン最高財務責任者(CFO)は「世界経済にはレジリエンス(回復力)があるようだ。24年は成長鈍化を想定しているものの、労働市場や消費者の強さを踏まると、経済は持ちこたえているようにみえる」とした。

第1・四半期は、サービス部門が8%増収。バンキング部門の収入も、資本市場の活性化や投資銀行手数料収入の増加を追い風に49%急増した。

一方、債券や通貨の下げに圧迫され、マーケッツ(トレーディング)部門は7%減収。ウエルスマネジメント部門も4%減収となった。

また、信用コストは22億ドルに達した。

24年通年の費用(特別項目除く)は535億─538億ドルと予想。約7億─10億ドルの再編・人員削減関連費用(第1・四半期計上分含む)が含まれる。

*写真を差し替えて再送します。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

プーチン氏とサウジ皇太子が電話会談、OPECプラス

ワールド

イラン、米との会談巡り開催地変更と二国間協議を要求

ワールド

「グロック」、自主規制後も性的画像生成 管理不適切

ビジネス

これまでの米利下げ、雇用の健全性に寄与=リッチモン
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプの帝国
特集:トランプの帝国
2026年2月10日号(2/ 3発売)

南北アメリカの完全支配を狙うトランプの戦略は中国を利し、世界の経済勢力図を完全に塗り替える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 2
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗り物から「勝手に退出」する客の映像にSNS批判殺到
  • 3
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れるアメリカ」に向き合う「日本の戦略」とは?
  • 4
    地球の近くで「第2の地球」が発見されたかも! その…
  • 5
    トランプ不信から中国に接近した欧州外交の誤算
  • 6
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 7
    最長45日も潜伏か...世界が警戒する「ニパウイルス」…
  • 8
    ICE射殺事件で見えたトランプ政権の「ほころび」――ア…
  • 9
    少子高齢化は国防の危機──社会保障を切り捨てるロシ…
  • 10
    「耐えられない...!」アライグマをペットにしている…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界でも過去最大規模
  • 4
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「…
  • 5
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から…
  • 6
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 7
    町長を「バズーカで攻撃」フィリピンで暗殺未遂、大…
  • 8
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗…
  • 9
    秋田県は生徒の学力が全国トップクラスなのに、1キロ…
  • 10
    パキスタン戦闘機「JF17」に輸出交渉が相次ぐ? 200…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 6
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 7
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 8
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 9
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 10
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中