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米物流UPS、運転手スト突入なら損失70億ドル超=民間試算

2023年07月14日(金)11時30分

 7月13日、米物流大手ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)の従業員がストライキに入る構えを見せていることについて、米コンサルティング会社アンダーソン・エコノミック・グループ(AEG)は10日間の損失額が70億ドルを超えると試算した。写真は同社の車両。カリフォルニア州 ロサンゼルスで2008年7月撮影(2023年 ロイター/Fred Prouser)

[13日 ロイター] - 米物流大手ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)の従業員がストライキに入る構えを見せていることについて、米コンサルティング会社アンダーソン・エコノミック・グループ(AEG)は10日間の損失額が70億ドルを超えると試算した。

過去100年であまり例を見ないほど大きな損失になる見込み。

この額には、顧客側の損失として40億ドル、従業員が失う賃金として10億ドル強が含まれている。UPSの従業員が1997年に実施した15日間のストは物流の混乱を引き起こし、会社側が8億5000万ドルの損失を被り、顧客の一部は競合するフェデックスに乗り換えた。

労組に所属するUPS従業員約34万人が米国内の宅配業務の約4分の1を担っており、ほぼ全ての市町を網羅している。ストに入ればインターネット通販の商品や処方薬などの配達に遅延が生じる。供給網に再び制約がかかり、インフレ圧力となる可能性も指摘されている。

UPSと全米トラック運転手組合(チームスターズ)の労使交渉は難航しており、チームスターズ側は現在の契約が期限を迎える7月31日までに妥結しなければストに入ると警告している。

ロイター
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