ニュース速報

ビジネス

原油先物は下落、OPECプラス会合受けた上昇分消す

2023年06月06日(火)10時32分

アジア時間の原油先物は小幅安。サウジアラビアの追加減産表明を受けた前日の上昇分をほぼ消す展開となっている。写真は、アルゼンチン・パタゴニアの石油掘削装置。2019年1月21日に撮影。(2023年 ロイター/Agustin Marcarian)

[6日 ロイター] - アジア時間の原油先物は小幅安。サウジアラビアの追加減産表明を受けた前日の上昇分をほぼ消す展開となっている。

0020GMT(日本時間午前9時20分)時点で、北海ブレント先物は0.23ドル(0.3%)安の1バレル=76.48ドル、米WTI原油先物は0.25ドル(0.4%)安の71.90ドル。

石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は4日、協調減産の枠組みを2024年末まで延長することで合意。サウジは7月に独自に追加減産を行うとし、同月の生産量は日量100万バレル減の900万バレルになると発表した。

これを受けて原油価格は前日大きく上昇していた。

ただ発表された減産の大部分はロシア、ナイジェリア、アンゴラの目標を現在の生産水準に合わせて引き下げたものであり、実際の削減にはならない見通し。

市場参加者は米連邦準備理事会(FRB)が6月に利上げを停止するかどうかに注目している。

ロイター
Copyright (C) 2023 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ

ニュース速報

ワールド

ロシア追加動員計画せず、国防相「今年33.5万人が

ビジネス

英中銀、保険会社への新たなストレステストを25年に

ワールド

ノーベル物理学賞にアゴスティーニ氏ら3氏、「アト秒

ビジネス

世銀、スリランカの成長率予想を上方修正 24年は+

MAGAZINE

特集:2023年の大谷翔平

特集:2023年の大谷翔平

2023年10月10日/2023年10月17日号(10/ 3発売)

WBCは劇的優勝、ケガで無念の離脱、そして日本人初本塁打王へ。激動の大谷イヤーを現地発の記事と写真で振り返る

メールマガジンのご登録はこちらから。

人気ランキング

  • 1

    【独自】祝ホームラン王!「最強の戦友」マイク・トラウトに聞く、大谷翔平の素顔

  • 2

    メドベージェフが発した核より現実的で恐しい戦線拡大の脅し

  • 3

    中国の原子力潜水艦が台湾海峡で「重大事故」? 乗組員全員死亡説も

  • 4

    新型コロナ「万能ワクチン」が開発される 将来の変…

  • 5

    ウクライナ軍の捕虜になったロシア軍少佐...取り調べ…

  • 6

    台湾初「国産潜水艦」がついに進水...中国への抑止力…

  • 7

    ロシア軍スホーイ戦闘機など4機ほぼ同時に「撃墜」され…

  • 8

    複数のドローンがロシア西部「ミサイル工場」を攻撃…

  • 9

    「普通の男子高校生の方がうまい」 大学アメフトの試…

  • 10

    本物のプーチンなら「あり得ない」仕草......ビデオ…

  • 1

    黒海艦隊「提督」の軽過ぎた「戦死」の裏に何があったのか

  • 2

    【独自】祝ホームラン王!「最強の戦友」マイク・トラウトに聞く、大谷翔平の素顔

  • 3

    中国の原子力潜水艦が台湾海峡で「重大事故」? 乗組員全員死亡説も

  • 4

    ウクライナ軍の捕虜になったロシア軍少佐...取り調べ…

  • 5

    本物のプーチンなら「あり得ない」仕草......ビデオ…

  • 6

    エリザベス女王も大絶賛した、キャサリン妃の「美髪…

  • 7

    ワグネル傭兵が搭乗か? マリの空港で大型輸送機が…

  • 8

    NATO加盟を断念すれば領土はウクライナに返す──ロシ…

  • 9

    ロシア黒海艦隊、ウクライナ無人艇の攻撃で相次ぐ被…

  • 10

    最新兵器が飛び交う現代の戦場でも「恐怖」は健在...…

  • 1

    黒海艦隊「提督」の軽過ぎた「戦死」の裏に何があったのか

  • 2

    イーロン・マスクからスターリンクを買収することに決めました(パックン)

  • 3

    中国の原子力潜水艦が台湾海峡で「重大事故」? 乗組員全員死亡説も

  • 4

    コンプライアンス専門家が読み解く、ジャニーズ事務…

  • 5

    「児童ポルノだ」「未成年なのに」 韓国の大人気女性…

  • 6

    【独自】祝ホームラン王!「最強の戦友」マイク・ト…

  • 7

    <動画>ウクライナのために戦うアメリカ人志願兵部…

  • 8

    「これが現代の戦争だ」 数千ドルのドローンが、ロシ…

  • 9

    「この国の恥だ!」 インドで暴徒が女性を裸にし、街…

  • 10

    ウクライナ軍の捕虜になったロシア軍少佐...取り調べ…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story

MOOK

ニューズウィーク日本版別冊

ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中