ニュース速報

ビジネス

小売販売3月は前年比7.2%増、外出機会増で 食品値上げも押し上げ

2023年04月28日(金)10時22分

 経済産業省が28日公表した商業動態統計によると、小売売業販売額(全店ベース)は前年比7.2%増となった。写真は2017年3月、都内のショッピングモールで撮影(2023年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 28日 ロイター] - 経済産業省が28日公表した商業動態統計によると、小売売業販売額(全店ベース)は前年比7.2%増となった。外出機会の増加に加え、食品価格の値上げが全体を押し上げた。

ロイターの事前予測調査では5.8%増が予想されており、結果はこれを上回った。

業種別では自動車が前年比21.0%増と大きく伸びたほか、その他小売業が16.7%増、医薬・化粧品が10.3%増、百貨店などの各種商品小売業が5.4%増、飲食料品が5.1%増だった。

経産省によると、自動車は前年の部品不足による納車遅れの反動があったほか、外出機会の増加が寄与。飲食料品の販売増加は、数量よりも「価格上昇が主な要因」(幹部)という。

<ドラッグストア花粉症関連・鶏卵など増加>

業態別では百貨店8.6%増、 ドラッグストア7.8%増、コンビニ6.0%増、スーパー1.7%増、ホームセンターは0.3%増だった。一方、家電大型専門店は4.6%減にとどまった。

ドラッグストアは花粉症対策の医薬品や化粧品が好調だったほか、鶏卵など食品も値上げの影響で販売額が膨らんだ。コンビニはおにぎり・パン・ソフトドリンクが好調だった。家電は映像・情報家電などが低調だった。

*経産省の発表資料は以下のURLでご覧になれます。

http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/syoudou/index.html

※小売業販売額に関連する過去の記事は[JPRSLS=ECI]をダブルクリックしてご覧下さい。

(竹本能文 編集:田中志保)

ロイター
Copyright (C) 2023 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

米ヒムズ、FDA警告で最安値の経口肥満症薬の販売中

ワールド

イスラエル、ヨルダン川西岸で権限強化 土地購入規制

ビジネス

銀行・信金計の貸出平残、1月は4.5%増 残高は最

ワールド

ウォーレン議員、FRB議長への捜査決定巡りトランプ
MAGAZINE
特集:トランプの帝国
特集:トランプの帝国
2026年2月10日号(2/ 3発売)

南北アメリカの完全支配を狙うトランプの戦略は中国を利し、世界の経済勢力図を完全に塗り替える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた実験室」に...抗生物質の「不都合」な真実とは
  • 2
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日本をどうしたいのか
  • 3
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予防のために、絶対にしてはいけないこととは?
  • 4
    韓国映画『しあわせな選択』 ニューズウィーク日本…
  • 5
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 6
    背中を制する者が身体を制する...関節と腱を壊さない…
  • 7
    「右足全体が食われた」...突如ビーチに現れたサメが…
  • 8
    飛行機内で隣の客が「最悪」のマナー違反、「体を密…
  • 9
    心停止の8割は自宅で起きている──ドラマが広める危険…
  • 10
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 1
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 2
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた実験室」に...抗生物質の「不都合」な真実とは
  • 3
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予防のために、絶対にしてはいけないこととは?
  • 4
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染…
  • 5
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 6
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗…
  • 7
    グラフが示す「米国人のトランプ離れ」の実態...最新…
  • 8
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れ…
  • 9
    エヌビディア「一強時代」がついに終焉?割って入っ…
  • 10
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 4
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 5
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 6
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 7
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 8
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 9
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 10
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中