ニュース速報

ビジネス

米P&G、第3四半期決算は予想上回る 中国経済再開が寄与

2023年04月22日(土)01時44分

米日用品大手、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が21日発表した2022―23会計年度の第3・四半期決算(23年1―3月期)の業績は市場予想を上回った。全ての分野の商品を平均10%値上げしたが、全体の販売数量は3%減に抑えられたのが要因。(2023年 ロイター/Timothy Aeppel)

(見出しを修正して再送します)

[21日 ロイター] - 米日用品大手、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が21日発表した2022―23会計年度の第3・四半期決算(23年1―3月期)の業績は市場予想を上回った。全ての分野の商品を平均10%値上げしたが、全体の販売数量は3%減に抑えられたのが要因。

幹部は電話会見で、同社にとって米国に次いで大きな市場となっている中国の経済活動再開が販売量減少を和らげるのに役立ったと指摘。ただ、中国での活動が再開する過程で「多くの紆余曲折がある」と予想した。

また、ボディケア商品「ネイティブ」や角質除去可能なカミソリ「ジレットラボ」といった新製品導入や、包装の刷新が業績の押し上げ要因になったと説明した。

併せて22―23会計年度の自社株買い目標上限を74億―80億ドルへ引き上げた。P&G株は21日午前の取引時間中に156.73ドルを付け、前日終値から3.9%上昇した。

売上高総利益率は前年同期より150ベーシスポイント(bp)上昇し、値上げも470bp押し上げた。

アンドレ・シュルテン最高財務責任者(CFO)は電話会見で、特に欧州では高インフレを背景に消費者の財布のひもが締まっているとし、割安なプライベートブランド(PB)商品と競合している中で「プレッシャーが強い状況だ」と言及した。P&Gの販売数量が減ったのは「明らかに価格によるものだ」と説明した。

P&Gは22―23会計年度の年間の既存事業売上高が前年度より約6%伸びると予想し、増加率を従来見通しの4―5%から引き上げた。年間利益は、横ばいから4%増を見込んだ従来予想を据え置いた。

*見出しを修正して再送します。

ロイター
Copyright (C) 2023 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ミネソタ州に兵士1500人派遣も、国防総省が準備命

ワールド

EUとメルコスルがFTAに署名、25年間にわたる交

ワールド

トランプ氏、各国に10億ドル拠出要求 新国際機関構

ワールド

米政権、ベネズエラ内相と接触 マドゥロ氏拘束前から
MAGAZINE
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
2026年1月20日号(1/14発売)

深夜の精密攻撃でマドゥロ大統領拘束に成功したトランプ米大統領の本当の狙いは?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【銘柄】「住友金属鉱山」の株価が急上昇...銅の高騰に地政学リスク、その圧倒的な強みとは?
  • 2
    中国のインフラ建設にインドが反発、ヒマラヤ奥地で国境問題が再燃
  • 3
    DNAが「全て」ではなかった...親の「後天的な特徴」も子に受け継がれ、体質や発症リスクに影響 群馬大グループが発表
  • 4
    シャーロット英王女、「カリスマ的な貫禄」を見せつ…
  • 5
    AIがついに人類に「牙をむいた」...中国系組織の「サ…
  • 6
    「リラックス」は体を壊す...ケガを防ぐ「しなやかな…
  • 7
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 8
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世…
  • 9
    中国ネトウヨが「盗賊」と呼んだ大英博物館に感謝し…
  • 10
    【総選挙予測:自民は圧勝せず】立憲・公明連合は投…
  • 1
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率が低い」のはどこ?
  • 2
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世界一危険」な理由
  • 3
    世界初で日本独自、南鳥島沖で始まるレアアース泥試掘の重要性 日本発の希少資源採取技術は他にも
  • 4
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 5
    正気を失った?──トランプ、エプスタイン疑惑につい…
  • 6
    母親が発見した「指先の謎の痣」が、1歳児の命を救っ…
  • 7
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 8
    「高額すぎる...」ポケモンとレゴのコラボ商品に広が…
  • 9
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 10
    世界最大の埋蔵量でも「儲からない」? 米石油大手が…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 6
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 7
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 8
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 9
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 10
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中