ニュース速報

ビジネス

米雇用コスト、22年第4四半期は1.0%上昇に鈍化 1年ぶり低水準

2023年02月01日(水)00時57分

2022年第4・四半期の米雇用コスト指数は前期比1.0%上昇と、伸びは第3・四半期から鈍化し、21年第4・四半期以来1年ぶりの低水準となった。昨年2月、ニューヨークで撮影(2023年 ロイター/Christine Kiernan)

[ワシントン 31日 ロイター] - 米労働省が31日に発表した2022年第4・四半期の雇用コスト指数(ECI)は前期比1.0%上昇と、伸びは第3・四半期(1.2%)から鈍化し、21年第4・四半期以来1年ぶりの低水準となった。

ロイターがまとめた市場予想(1.1%)を下回り、高インフレの抑制に取り組む米連邦準備理事会(FRB)の支援材料となる見込み。

第4・四半期の前年同期比は5.1%上昇。第3・四半期は5.0%上がっていた。

政府は第4・四半期発表分から、18年の標準職業分類体系に基づく新たな雇用比率を導入した。

ECIは職種の構成や質を調整しているため、政策立案者やエコノミストは労働市場のスラック(需給の緩み)を測ったり、コア物価上昇率を予測したりする上でより良い指標の一つと捉えている。

FRBは1月31日―2月1日に連邦公開市場委員会(FOMC)会合を開く。

賃金・給料は1.0%上昇。第3・四半期の1.3%上昇から鈍化し、21年第4・四半期以降で最小の伸びとなった。前年同期比は5.1%上昇。第3・四半期も5.1%上昇だった。

民間部門の賃金・給料は1.0%上昇と第3・四半期の1.2%上昇から鈍化。前年同期比では5.1%上昇。第3・四半期は5.2%上昇だった。

賃金の伸び鈍化は娯楽・サービス業で顕著で、第3・四半期の1.8%上昇から0.9%上昇に鈍化。州・地方政府も第3・四半期の2.1%上昇から1.0%上昇に鈍化した。

ただ、全部門のインフレ調整後の賃金・給与は前年同期比1.2%減少した。

福利厚生は0.8%上昇。第3・四半期は1.0%上昇だった。前年同期比は4.9%上昇だった。

ロイター
Copyright (C) 2023 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

米ウクライナ、ロシア欠席の2日間にわたる和平協議終

ワールド

イスラエル、レバノン南部の橋攻撃 国境付近の家屋破

ワールド

米財務長官、対イラン戦資金「十分」 増税否定 

ワールド

イラン、湾岸のエネ施設へ報復警告 トランプ氏に反発
MAGAZINE
特集:イラン革命防衛隊
特集:イラン革命防衛隊
2026年3月24日号(3/17発売)

イスラム神権国家を裏からコントロールする謎の軍隊の歴史と知られざる実力

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【銘柄】「三菱商事」の株価に高まる期待...ホルムズ海峡封鎖と資源価格高騰が業績を押し上げ
  • 2
    「カメラの目の前」で起きた爆発の瞬間...取材中の記者に、イスラエル機がミサイル発射(レバノン)
  • 3
    韓国製ミサイル天弓-II、イラン戦争で96%迎撃の衝撃 ──「成功」が招く自国防衛の弱体化
  • 4
    スウェーデン次期女王ヴィクトリア皇太子、陸軍訓練…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 6
    レストラン店内で配膳ロボットが「制御不能」に...店…
  • 7
    人気セレブの「問題ビデオ」拡散を受け、出演する米…
  • 8
    「筋力の正体」は筋肉ではない...ストロングマンが語…
  • 9
    トランプ政権の「大本営」、イラン戦争を批判的に報…
  • 10
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期スペイン女王は空軍で訓練中、問われる「軍を知る君主」
  • 3
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え時の装いが話題――「ファッション外交」に注目
  • 4
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 5
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
  • 6
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
  • 7
    【衛星画像】イラン情勢緊迫、米強襲揚陸艦「トリポ…
  • 8
    韓国製ミサイル天弓-II、イラン戦争で96%迎撃の衝撃 …
  • 9
    「マツダ・日産・スバル」が大ピンチ?...オーストラ…
  • 10
    【銘柄】「三菱商事」の株価に高まる期待...ホルムズ…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 7
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 8
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 9
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 10
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中