ニュース速報

ビジネス

中国、米の監査検査支援で当局者を香港に派遣=関係筋

2022年09月23日(金)14時52分

 米国上場中国企業の監査を巡る米国との合意を受けた米監査当局の検査を支援するため、中国が関係当局のチームを香港に派遣したことが、複数の関係者の話で分かった。北京で昨年7月撮影(2022年 ロイター/Tingshu Wang)

[香港 22日 ロイター] - 米国上場中国企業の監査を巡る米国との合意を受けた米監査当局の検査を支援するため、中国が関係当局のチームを香港に派遣したことが、複数の関係者の話で分かった。

米国と中国は8月下旬、米国に上場している中国企業の監査状況を米当局が検査することを認める協定に調印。電子商取引大手アリババ・グループ・ホールディングなどの中国企業が上場廃止になる事態はひとまず回避された。

合意に基づき、米上場企業会計監視委員会(PCAOB)は、中国企業の未修正の監査書類を入手し、中国と香港の監査法人の職員から聞き取りを行う。その作業が香港で19日から始まった。

関係者によると、中国証券監督管理委員会(証監会)と財政省の職員約10人のチームが香港入りしPCAOBに合流した。

別の関係者によると、国有の中国南方航空、データセンター会社GDSホールディングスなどが検査対象になっているという。

証監会と財政省のコメントは得られていない。

PCAOBはコメントを控えた。ただウィリアムズ委員長は22日の講演で、職員が検査のため香港に到着したと明らかにした上で「PCAOBは、中国当局と協議したり中国当局から情報を受けることなく、検査する会社を選択するなどの裁量権を持つ」と述べた。

ロイター
Copyright (C) 2022 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

イラン作戦「目標達成まで継続」、核能力阻止へ=イス

ワールド

ウクライナ和平協議、今週開催の見方崩さず ゼレンス

ワールド

トランプ氏、イラン核・ミサイル計画阻止へ攻撃命令 

ビジネス

米ISM製造業景気指数、2月ほぼ横ばいの52.4 
MAGAZINE
特集:トランプのイラン攻撃
特集:トランプのイラン攻撃
2026年3月10日号(3/ 3発売)

核開発の断念を迫るトランプ政権が攻撃を開始。イランとアメリカの本格戦争は始まるのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医師が語る心優先の健康法
  • 2
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 3
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 4
    「死体を運んでる...」Google Earthで表示される「不…
  • 5
    ドバイの空港・ホテルに被害 イランが湾岸諸国に報…
  • 6
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 7
    人気の女性インフルエンサー、「直視できない」すご…
  • 8
    【台湾侵攻は実質不可能に】中国軍粛清で習近平体制…
  • 9
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 10
    【トランプ関税はまだ序章】新関税で得する国・損す…
  • 1
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 2
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの謎判定に「怒りの鉄拳」、木俣椋真の1980には「ぼやき」も
  • 3
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 4
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 5
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 6
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医…
  • 7
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 8
    中国で今まで発見されたことがないような恐竜の化石…
  • 9
    「若い連中は私を知らない」...大ヒット映画音楽の作…
  • 10
    米国の中国依存が低下、台湾からの輸入が上回る
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中