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NY外為市場=ドル指数5週間ぶり高値、米利上げ予想調整の動き

2022年08月20日(土)06時19分

ニューヨーク外為市場で主要通貨に対するドル指数が5週間ぶり高値を付けた。週足でも2020年4月以来の大幅な伸びを記録した。米連邦準備理事会(FRB)当局者が相次いでインフレ抑制に向け利上げの必要性を強調する中、市場参加者は利上げ見通しを調整する動きとなった。(2022年 ロイター/Dado Ruvic)

[ニューヨーク 19日 ロイター] - ニューヨーク外為市場で主要通貨に対するドル指数が5週間ぶり高値を付けた。週足でも2020年4月以来の大幅な伸びを記録した。米連邦準備理事会(FRB)当局者が相次いでインフレ抑制に向け利上げの必要性を強調する中、市場参加者は利上げ見通しを調整する動きとなった。

CIBCキャピタル・マーケッツのFX戦略北米主任ビパン・ライ氏は「インフレを目標に向けて低下させることが全て」で、「FRBの仕事はまだ終わっていない」と述べた。

ドル指数は0.61%高の108.13と、7月15日以来を付けた。ユーロ/ドルは0.54%下落し、7月15日以来の安値となる1.0033ドルに沈んだ。

ロシア国営ガスプロムが19日、欧州に天然ガスを送る主要パイプライン「ノルドストリーム1」について、圧縮機の点検のため8月31日から9月2日までガス供給を停止すると発表したこともユーロへの重しとなった。

ドル/円は0.73%高の136.87円で、7月27日以来の高値。ポンドは対ドルで1.03%安の1.1813ドル。週間でも20年9月以来の大幅な下げを記録した。

バンク・オブ・アメリカのアナリスト、ミカリス・ルサキス氏はノートで「ドルが大幅に下落するには、FRBがインフレよりも成長への懸念を強める必要があるが、そのような状況には至っていない」と指摘。一方ユーロについては、欧州中央銀行(ECB)が来年利上げを停止する可能性や貿易面での状況悪化、中国経済の減速といった向かい風にさらされるという見通しを示した。

金融市場が織り込む9月のFOMCで0.75%ポイント利上げの確率は45%、50%ポイント利上げの確率は55%となった。

リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は19日、9月20─21日の次回FOMCでどの程度の幅の利上げを実施するか決定するまで、まだ多くの時間が残されているとの認識を示した。

パウエルFRB議長が26日、経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)で行う経済見通しに関する講演が注目されている。

中国人民元は1ドル=6.8199元と、20年9月以来の安値を付けた。

暗号資産(仮想通貨)ではビットコインが8.73%安の2万1188ドル、イーサが8.34%安の1693ドル。

ドル/円 NY終値 136.93/136.96

始値 136.85

高値 137.23

安値 136.73

ユーロ/ドル NY終値 1.0034/1.0038

始値 1.0056

高値 1.0068

安値 1.0033

ロイター
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