ニュース速報

ビジネス

午前の日経平均は続伸、半導体関連株に買い戻し 

2022年06月24日(金)12時51分

24日午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比190円99銭高の2万6362円24銭と、続伸した。寄り付きから底堅く推移し、徐々に上げ幅を拡大。米長期金利の低下基調を受けて、半導体関連などの値がさ株が買われたほか、グロース株の一角が堅調だった。写真は2020年、東京証券取引所で撮影。(2022年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 24日 ロイター] - 24日午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比190円99銭高の2万6362円24銭と、続伸した。寄り付きから底堅く推移し、徐々に上げ幅を拡大。米長期金利の低下基調を受けて、半導体関連などの値がさ株が買われたほか、グロース株の一角が堅調だった。

前日の米株株式市場は反発。米利上げに伴う景気後退懸念が根強い中、ディフェンシブ株やハイテク株の上昇が景気敏感株の下落を相殺した。日経平均も、米株市場の流れを引き継ぎ底堅くスタート。一時、前営業日比約210円高の2万6391円11銭まで上昇する場面があった。

業種別では、半導体関連株が堅調に推移。松井証券のシニアマーケットアナリスト・窪田朋一郎氏は「米金利の低下基調に加え、インテルのCEO(最高経営責任者)が半導体の供給不足は少なくとも2024年まで続くと話したことが材料視され、半導体関連株に買い戻しが入っているようだ」と指摘した。

ただ、買い戻しが入っている銘柄の多くで、「買いは一過性で、伸び悩んでいる印象。ここ連日の下落を受けた自律反発程度の上昇にとどまっている」(窪田氏)という。

日経平均について、米株の不安定な状況が落ち着くまでは積極的に上値を追う展開は見込みにくいとの見方もある。ミョウジョウ・アセット・マネジメントの菊池真代表取締役は、「マーケットは今後の米株市場の方向感がまだ見極められておらず、米株の方向性が決まるまでは、日経平均は横ばい圏での推移が続きそうだ」と話した。

TOPIXは0.33%高の1857.80ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆5048億4100万円だった。東証33業種では、値上がりは海運業やサービス業、精密機器など16業種で、値下がりは空運業、保険業、石油・石炭製品など17業種だった。

個別では、東京エレクトロンやアドバンテストがしっかりとなった反面、三菱自動車工業やIHIがさえない。指数寄与度の大きいファーストリテイリングは軟調だが、ソフトバンクグループはしっかり。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1132銘柄(61%)、値下がりは627銘柄(34%)、変わらずは79銘柄(4%)だった。

ロイター
Copyright (C) 2022 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ヒズボラが攻撃停止か、イスラエルはレバノン攻撃継続

ワールド

中国外相が9─10日に北朝鮮訪問、「戦略的対話を強

ワールド

ウクライナ南部の河川輸送要衝に無人機攻撃、施設に被

ワールド

中東情勢安定なら通常運航再開まで6─8週間=ドイツ
MAGAZINE
特集:トランプの大誤算
特集:トランプの大誤算
2026年4月14日号(4/ 7発売)

国民向け演説は「フェイク」の繰り返し。泥沼化するイラン攻撃の出口は見えない

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライナ軍司令官 ロシア軍「⁠春の​攻勢」は継続
  • 3
    韓国、生理用品無償支給を7月から開始 靴の中敷きで代用した少女たちから10年、アジア初の普遍的支援へ
  • 4
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 5
    米軍が兵器を太平洋から中東に大移動、対中抑止に空白
  • 6
    「王はいらない」800万人デモ トランプ政権への怒り…
  • 7
    「高市しぐさ」の問題は「媚び」だけか?...異形の「…
  • 8
    【後編】BTS再始動、3年9カ月の沈黙を経て──変わる音…
  • 9
    キッチンスポンジ使用の思いがけない環境負荷...マイ…
  • 10
    5日間の寝たきりで髪が...ICUに入院した女性を襲っ…
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    イラン戦争の現実...アメリカとイスラエル、見え始めた限界
  • 3
    「考えの浅い親」が子どもに言ってしまっている口ぐせ・ワースト1
  • 4
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライ…
  • 5
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅…
  • 6
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引…
  • 7
    韓国、生理用品無償支給を7月から開始 靴の中敷きで…
  • 8
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 9
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イ…
  • 10
    【銘柄】イラン情勢で一躍脚光の「NEC」 防衛・宇宙…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 4
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅…
  • 5
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 6
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 7
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 8
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 9
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 10
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中