ニュース速報

ビジネス

NY外為市場=ドル上昇、インフレ懸念で利上げ期待高まる

2022年03月26日(土)06時44分

終盤のニューヨーク外為市場ではドル指数が3日続伸した。2016年1月撮影(2022年 ロイター/Jason Lee)

[ニューヨーク 25日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場ではドル指数が3日続伸した。原油価格が上昇に転じたことで米連邦準備理事会(FRB)がインフレ抑制に向け一段と積極化するとの見方が強まった。

米国時間の原油先物は1%超上昇し、北海ブレント先物が1バレル=120ドルを突破した。サウジアラビアの石油関連施設に対するミサイル攻撃が影響した。

ドル指数は0.071%高。ユーロ/ドルは0.11%安の1.0984ドルとなった。

ドルは週間でも上昇する見込み。週間での上昇は過去7週間で6回目。安全通貨としてのドル買いが続いているほか、ウクライナでの紛争がFRBの利上げに対する期待を強めている。

OANDAのシニアアナリスト、エドワード・モヤ氏は「インフレが長期化し、その大部分が定着することは誰もが認めている。最終的に中銀の行動が複雑になるだろう」と指摘。米利上げの後に欧州の利上げが続く見込みで、欧米の金利差がドルを支援するとした。

米金融大手バンク・オブ・アメリカ(BofA)とシティは、インフレの高進や政策当局者によるタカ派発言を受け、米連邦準備理事会(FRB)が年内に0.5%ポイントの大幅な利上げを複数回行うとの見通しを示した。

全米リアルター協会(NAR)が25日に発表した2月の中古住宅販売仮契約指数は前月比4.1%低下の104.9となり、4カ月連続で下がった。また、米ミシガン大学が25日発表した3月の消費者信頼感指数(確報値)は59.4と速報値の59.7から小幅に下方修正され、2011年8月以来の低水準となった。

独IFO経済研究所が25日発表した3月の業況指数は90.8で、下方改定された前月の98.5から低下した。

円は対ドルで0.21%高の122.07円。一時122.43円と6年超ぶりの安値を付けた。ポンドは0.03%高の1.3187ドル

暗号資産(仮想通貨)のビットコインは1.24%高の4万4448.50ドル。

ドル/円 NY終値 122.06/122.09

始値 121.71

高値 122.23

安値 121.61

ユーロ/ドル NY終値 1.0981/1.0985

始値 1.1014

高値 1.1024

安値 1.0981

ロイター
Copyright (C) 2022 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ベネズエラ恩赦法、約2200人に適用 177人釈放

ワールド

中国人民銀、最優遇貸出金利を据え置き 9カ月連続

ビジネス

バイエルがJ&J提訴、前立腺がん薬の死亡リスク半減

ワールド

メリーランド州、ICE施設建設阻止へトランプ政権を
MAGAZINE
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
2026年2月24日号(2/17発売)

帰還兵の暴力、ドローンの攻撃、止まらないインフレ。国民は疲弊しプーチンの足元も揺らぐ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 2
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体には濾過・吸収する力が備わっている
  • 3
    米国の中国依存が低下、台湾からの輸入が上回る
  • 4
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面…
  • 5
    ペットとの「別れの時」をどう見極めるべきか...獣医…
  • 6
    揺れるシベリア...戦費の穴埋めは国民に? ロシア中…
  • 7
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 8
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 9
    IMF、日本政府に消費減税を避けるよう要請...「財政…
  • 10
    100万人が死傷、街には戦場帰りの元囚人兵...出口な…
  • 1
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より日本の「100%就職率」を選ぶ若者たち
  • 2
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く高齢期の「4つの覚悟」
  • 3
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体には濾過・吸収する力が備わっている
  • 4
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 5
    「#ジェームズ・ボンドを忘れろ」――MI6初の女性長官…
  • 6
    海外(特に日本)移住したい中国人が増えている理由.…
  • 7
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面…
  • 8
    100万人が死傷、街には戦場帰りの元囚人兵...出口な…
  • 9
    ロシアに蔓延する「戦争疲れ」がプーチンの立場を揺…
  • 10
    オートミール中心の食事がメタボ解消の特効薬に
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中