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ブラックロック連合、サウジアラムコのパイプラインをリース契約
サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコは6日、ガスパイプライン網のリース・リースバックで155億ドルの契約をブラックロック系企業が率いるコンソーシアムと締結したと明らかにした。写真は2018年5月、ラアス・タンヌーラで撮影(2021年 ロイター/Ahmed Jadallah)
[ドバイ 6日 ロイター] - サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコは6日、ガスパイプライン網のリース・リースバックで155億ドルの契約をブラックロック系企業が率いるコンソーシアムと締結したと明らかにした。
コンソーシアムは、ブラックロック・リアル・アセッツやサウジ政府系企業ハッサナ・インベストなどで構成。
契約によると、新設の子会社アラムコ・ガス・パイプラインが、ガスパイプライン網の使用権をリースし、アラムコが20年間リースバックする。
アラムコ・ガス・パイプラインは、51%をアラムコが保有し、49%はブラックロックやハッサナが主導する投資家連合に売却する予定。
アラムコは「この契約は、アラムコの多様な資産基盤から付加価値を実現するもので、各国の広範な投資家から関心を集めている」とした。
ガスパイプライン網の所有権と運営はアラムコが引き続き保有し、生産量が規制されることはないとしている。
ブラックロックのラリー・フィンク最高経営責任者(CEO)は声明で、アラムコとサウジが「サウジ経済の再生可能・クリーン水素・ネットゼロの未来への移行に向けた意義ある先を見据えたステップを」取っていると述べた。