ニュース速報

ビジネス

家計の金融資産、3月末は1946兆円で過去最高 現預金増や株高で

2021年06月25日(金)10時22分

 6月25日、日銀が発表した1─3月期の資金循環統計によると、家計が保有する金融資産残高は3月末時点で1946兆円となり、前年に比べて7.1%増加した。写真は円紙幣。都内で2010年10月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 25日 ロイター] - 日銀が25日に発表した1─3月期の資金循環統計によると、家計が保有する金融資産残高は3月末時点で1946兆円となり、前年に比べて7.1%増加した。現預金の増加や株価の値上がりが押し上げ要因となり、過去最高を更新した。

家計の金融資産のうち、「現金・預金」は前年比5.5%増の1056兆円。このうち、預金は956兆円で過去最高。新型コロナウイルスの感染拡大で外出や消費が手控えられ、増加傾向が続いている。「株式等」は32.1%増の195兆円、「投資信託」は33.9%増の84兆円。投信の残高は過去最高となった。

家計の金融資産残高は昨年12月末に比べて13兆円の増加にとどまった。日銀の担当者によると、12月がボーナス支給月のため、例年12月から翌年3月にかけて金融資産が減少する傾向にあるほか、日本の家計は株式保有比率が低く、株高でも金融資産の押し上げが限定的だった。

企業の金融資産も14.2%増の1247兆円で過去最高を更新。「現金・預金」が15.7%増の320兆円で過去最高となったほか、「株式等」は30.8%増の379兆円。

日銀の国債保有は542兆円で、過去最高となった昨年12月末よりも減った。残高に占める比率は44.5%で12月末の44.7%から低下した。一方、預金取扱機関の保有比率が14.2%から14.5%に上昇。コロナ対応特別オペの担保需要が旺盛だった。海外の保有額は160兆円で残高に占める比率は13.2%。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

中国人民銀、最優遇貸出金利据え置き 10カ月連続

ビジネス

エネ価格高騰、長期化ならインフレ加速・成長鈍化リス

ワールド

トランプ氏、イスラエルにガス田攻撃停止を要請 地上

ワールド

日米、重要鉱物の供給網強化に行動計画 価格下限の導
MAGAZINE
特集:イラン革命防衛隊
特集:イラン革命防衛隊
2026年3月24日号(3/17発売)

イスラム神権国家を裏からコントロールする謎の軍隊の歴史と知られざる実力

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え時の装いが話題――「ファッション外交」に注目
  • 2
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期スペイン女王は空軍で訓練中、問われる「軍を知る君主」
  • 3
    韓国製ミサイル天弓-II、イラン戦争で96%迎撃の衝撃 ──「成功」が招く自国防衛の弱体化
  • 4
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
  • 5
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 6
    原油高騰よりも米国経済・米株市場の行方を左右する…
  • 7
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する…
  • 8
    【衛星画像】イラン情勢緊迫、米強襲揚陸艦「トリポ…
  • 9
    「マツダ・日産・スバル」が大ピンチ?...オーストラ…
  • 10
    トランプ暴走の余波で加熱するW杯「ボイコット論」..…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期スペイン女王は空軍で訓練中、問われる「軍を知る君主」
  • 3
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が発生し既に死者も、感染源は「ナイトクラブ」
  • 4
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 5
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 6
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
  • 7
    【衛星画像】イラン情勢緊迫、米強襲揚陸艦「トリポ…
  • 8
    ズボンを穿き忘れてる! 米セレブ、下を穿かず「目の…
  • 9
    住宅建設予定地に眠っていた「大量の埋蔵金」...現在…
  • 10
    「ネタニヤフの指が6本」はなぜ死亡説につながったの…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 10
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中