ニュース速報

ビジネス

豪就業者数、5月は予想上回る11.52万人増、失業率も5.1%に低下

2021年06月17日(木)13時17分

豪連邦統計局が17日発表した5月の雇用統計によると、就業者数は11万5200人増加し、予想の3万人を大幅に上回る増加だった。資料写真、2016年5月、シドニーで撮影(2021年 ロイター/David Gray)

[シドニー 17日 ロイター] - 豪連邦統計局が17日発表した5月の雇用統計によると、就業者数は11万5200人増加し、予想の3万人を大幅に上回る増加だった。フルタイム就業者数も9万7500人の大幅増だった。

失業率は4月の5.5%から5.1%に低下。ロックダウンの影響を受けた昨年7月の7.5%から大幅な改善が続いている。

豪中銀は強い労働市場を歓迎しそうだが、賃金を押し上げ、インフレの持続的な上昇につながるほど労働市場が引き締まるには数年かかるとも考えているだけに、難しい情勢判断を迫られそうだ。

CBAの豪経済担当責任者、ガレス・エアード氏は「最近の海外中銀による発言の変化からすると、豪中銀は非常にハト派的に思える。豪経済が比較的力強いことを考慮すればなおさらだ」と述べた。

豪中銀のロウ総裁は統計発表に先立ち、企業のコスト削減などを背景に、賃金は引き続きしばらくの間抑えられるとの見方を示した。

キャピタル・エコノミクスのエコノミスト、ベン・ウディ氏は今回の統計について、豪中銀が7月理事会で債券利回り目標・資産購入プログラムを縮小する可能性が強まったと指摘。「われわれは中銀が次回会合で柔軟な資産買い入れプログラムを表明すると見込んでいる」と述べた。

ただ、「労働市場の回復がわれわれの想定通り維持されれば、中銀はわれわれが予期していたように、11月以前に資産購入を縮小することでその柔軟性を活用するかもしれない」とも付け加えた。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

中国外務省、春節休暇中の日本渡航自粛呼びかけ=新華

ビジネス

中国航空大手、日本便キャンセル無料を再延長 10月

ワールド

ドンバス全域割譲を要求、ロシアの主張変わらず=ペス

ワールド

マクロスコープ:住宅コスト高騰、国内消費の重荷に 
MAGAZINE
特集:「外国人問題」徹底研究
特集:「外国人問題」徹底研究
2026年1月27日号(1/20発売)

日本の「外国人問題」は事実か錯誤か? 7つの争点を国際比較で大激論

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 2
    【銘柄】「住友金属鉱山」の株価が急上昇...銅の高騰に地政学リスク、その圧倒的な強みとは?
  • 3
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡張に新たな対抗手段
  • 4
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 5
    「外国人価格」で日本社会が失うもの──インバウンド…
  • 6
    「楽園のようだった」移住生活が一転...購入価格より…
  • 7
    「20代は5.6万円のオートロック、今は木造3.95万円」…
  • 8
    私たちの体は「食べたもの」でできている...誰もが必…
  • 9
    麻薬中毒が「アメリカ文化」...グリーンランド人が投…
  • 10
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 1
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡張に新たな対抗手段
  • 2
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 3
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コングスベルグ社のNSMにも似ているが...
  • 4
    データが示す、中国の「絶望的な」人口動態...現実味…
  • 5
    ラブロフ、グリーンランドは‌デンマーク​の「自然な…
  • 6
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 7
    ニュージーランドの深海に棲む、300年以上生きている…
  • 8
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」…
  • 9
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の…
  • 10
    麻薬中毒が「アメリカ文化」...グリーンランド人が投…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 5
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 6
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 7
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
  • 10
    中国軍の挑発に口を閉ざす韓国軍の危うい実態 「沈黙…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中