ニュース速報

ビジネス

米国株式市場=下落、FRB当局者が23年利上げ想定

2021年06月17日(木)07時30分

 6月16日、米国株式市場は主要3株価指数がいずれも下落して取引を終えた。ニューヨークで4月16日撮影(2021年 ロイター/Carlo Allegri)

[16日 ロイター] - 米国株式市場は主要3株価指数がいずれも下落して取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)当局者が2023年に利上げを実施するとの見通しを示し、市場の想定よりも早い時期の利上げが示唆されたことで投資家の間に不安感が広がった。

FRBの最新の金利見通しでは、当局者18人のうち過半数の11人が23年に少なくとも2回の25ベーシスポイント(bp)利上げを予想していることが示された。

BNPパリバのチーフ米国エコノミスト、ダニエル・アーン氏は「23年中に2回の利上げを予測したドットチャートは、一目見ただけで予想よりタカ派的で、市場はそのように反応した」と述べた。

FRBの発表を受け、債券市場では米10年債利回りが上昇し、外為市場ではドル指数が6週ぶりの高値を付けた。

S&P総合500種の業種別では、公益事業や素材、主要消費財が下げを主導。一般消費財と小売りは上昇した。

FRBは今回の連邦公開市場委員会(FOMC)声明で、最大雇用と物価安定の目標に向けて「さらに著しい進展」が見られるまで、少なくとも月1200億ドルの資産購入を継続する方針も改めて表明した。

BNPのアーン氏は「パウエル議長は、FOMCとしてまだテーパリング(量的緩和の縮小)の用意はできていないが、委員会が検討していることを示唆した」と述べた。

米取引所の合算出来高は109億株。直近20営業日の平均は103億8000万株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 34033.67 -265.66 -0.77 34308.48 34333.25 33917.11

前営業日終値 34299.33

ナスダック総合 14039.68 -33.17 -0.24 14085.55 14129.69 13903.73

前営業日終値 14072.86

S&P総合500種 4223.70 -22.89 -0.54 4248.87 4251.89 4202.45

前営業日終値 4246.59

ダウ輸送株20種 15138.68 -166.71 -1.09

ダウ公共株15種 903.93 -14.50 -1.58

フィラデルフィア半導体 3201.01 -24.97 -0.77

VIX指数 18.15 +1.13 +6.64

S&P一般消費財 1385.81 +2.22 +0.16

S&P素材 525.35 -6.20 -1.17

S&P工業 864.18 -8.62 -0.99

S&P主要消費財 715.46 -8.96 -1.24

S&P金融 616.68 -0.87 -0.14

S&P不動産 279.37 -2.49 -0.88

S&Pエネルギー 418.31 -2.03 -0.48

S&Pヘルスケア 1443.45 -5.57 -0.38

S&P通信サービス 259.57 -2.01 -0.77

S&P情報技術 2486.31 -13.03 -0.52

S&P公益事業 330.53 -5.01 -1.49

NYSE出来高 11.16億株

シカゴ日経先物9月限 ドル建て 29355 + 105 大阪比

シカゴ日経先物9月限 円建て 29330 + 80 大阪比

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

中国こそが「真の脅威」、台湾が中国外相のミュンヘン

ワールド

米中「デカップリング論」に警鐘、中国外相がミュンヘ

ビジネス

ウォルマート決算や経済指標に注目、「AIの負の影響

ワールド

ドバイ港湾DPワールドのトップ辞任、「エプスタイン
MAGAZINE
特集:習近平独裁の未来
特集:習近平独裁の未来
2026年2月17日号(2/10発売)

軍ナンバー2の粛清は強権体制の揺らぎか、「スマート独裁」の強化の始まりか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活動する動画に世界中のネット民から賞賛の声
  • 2
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」でソフトウェア株総崩れの中、投資マネーの新潮流は?
  • 3
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発される中国のスパイ、今度はギリシャで御用
  • 4
    それで街を歩いて大丈夫? 米モデル、「目のやり場に…
  • 5
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワ…
  • 6
    世界市場3.8兆円、日本アニメは転換点へ――成長を支え…
  • 7
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 8
    反ワクチン政策が人命を奪い始めた
  • 9
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 10
    フロリダのディズニーを敬遠する動きが拡大、なぜ? …
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
  • 5
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 6
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 7
    がんは何を食べて生き延びるのか?...「ブドウ糖」の…
  • 8
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」で…
  • 9
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 10
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 10
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中