ニュース速報

ビジネス

SUBARU、今期営業益95%増を予想 半導体影響は期中で挽回

2021年05月11日(火)16時38分

SUBARUは11日、2022年3月期(今期)の連結業績(国際会計基準)について、営業利益が前期比95.2%増の2000億円となる見通しと発表した。写真は都内で2019年10月撮影(2021年 ロイター/Soe Zeya Tun)

[東京 11日 ロイター] - SUBARUは11日、2022年3月期の連結営業利益(国際会計基準)が前期比95.2%増の2000億円になる見通しと発表した。今期も半導体供給に伴うリスクはあるが、新車需要は堅調として販売増加を見込む。半導体不足による減産の影響については期中で取り戻す、としている。

IBESがまとめたアナリスト17人の今期営業利益予想の平均値は2178億円で、会社予想は市場予想をやや下回る。

中村知美社長はオンライン会見で、今期もコロナ感染拡大や半導体不足の影響があり、「不透明な状況に変わりはない」としながらも、前期との一番の大きな違いは「非常に旺盛な需要があることだ」と指摘。

半導体不足による減産分は「期を通じて挽回したい」と語った。ただ、半導体不足の解消時期は「現時点でわかっていない」とも述べた。

今期の生産台数は前期に比べて22万台増となる103万台を計画。半導体不足による4月の国内外での減産影響分約2万5000台については期中で取り戻すため反映していない。

その他の半導体不足に関する主な役員コメントは以下の通り。

中村知美社長

*半導体供給の状況は日々刻刻と変わっている。部品によって供給が後退したり、前進したりする。

*ルネサスエレクトロニクスの工場火災の影響は現時点ではないが、今後どう影響が出てくるか注視している。

水間克之・最高財務責任者(CFO)

*前期の半導体不足による生産への影響は約6万1000台。

決算のポイントは以下の通り。

*今期売上収益予想は前期比16.6%増の3兆3000億円

*今期純利益予想は前期比83.0%増の1400億円

*今期配当予想は中間・期末とも1株28円ずつの年56円

*今期の前提為替レートは1ドル=108円、1ユーロ=128円

*今期の世界販売計画は前期比16.3%増の100万台

*今期の設備投資は前期比16%増の1000億円を計画

*今期の減価償却費は前期比5.3%増の1000億円を計画

*今期の研究開発費は前期比18.1%増の1200億円を計画

*前期の売上収益は前の年比15.4%減の2兆8302億円

*前期の営業利益は前の年比51.3%減の1024億円

*前期の純利益は前の年比49.9%減の765億円

*前期の世界販売実績は前の年比16.8%減の86万台

*内容を追加しました。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

日経平均は続落で寄り付く、原油高で 半導体関連が大

ビジネス

GM、ピックアップトラック増産へ ミシガン工場で稼

ビジネス

米関税、最大の打撃は米国の消費者と輸入業者に=EC

ワールド

フロリダ州、パームビーチ国際空港をトランプ氏にちな
MAGAZINE
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
2026年4月 7日号(3/31発売)

国際基準の情報開示や多様な認証制度──本当の「持続可能性」が問われる時代へ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 2
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 3
    アリサ・リュウの自由、アイリーン・グーの重圧
  • 4
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 5
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イ…
  • 6
    初の女性カンタベリー大主教が就任...ウィリアム皇太…
  • 7
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引…
  • 8
    ビートルズ解散後の波乱...「70年代のポール・マッカ…
  • 9
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 10
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反…
  • 1
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反対署名...「歓迎してない」の声広がる
  • 2
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 3
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 4
    三笠宮彬子さまも出席...「銀河の夢か、現実逃避か」…
  • 5
    中国の公衆衛生レベルはアメリカ並み...「ほぼ国民皆…
  • 6
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 7
    中国最大の海運会社COSCOがペルシャ湾輸送を再開──緊…
  • 8
    映画『8番出口』はアメリカでどう受け止められた?..…
  • 9
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 10
    作者が「投げ出した」? 『チェンソーマン』の最終…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 6
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 7
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 10
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中