ニュース速報

ビジネス

クレディ・スイスが顧客向け米大麻関連株取引から撤退=関係者

2021年05月06日(木)08時37分

5月5日、スイスの金融大手クレディ・スイスは、米国で事業を展開する大麻関連企業の株式の注文執行と保管業務を今後行わないと、ここ数カ月で顧客に通知している。3月、チューリヒで撮影(2021年 ロイター/Arnd Wiegmann)

[5日 ロイター] - スイスの金融大手クレディ・スイスは、米国で事業を展開する大麻関連企業の株式の注文執行と保管業務を今後行わないと、ここ数カ月で顧客に通知している。ある大麻関連企業の幹部や複数の業界関係者が5日、ロイターに明かした。

これまでクレディ・スイスは、顧客によるこうした大麻関連企業株の売買を積極的に手掛け、顧客向けの株式保管預かりサービスにも応じていた。

クレディ・スイス側はコメントを拒否している。

米国では大麻を合法化する州が増えてきているものの、連邦政府は依然として法律で禁止しており、投資銀行が大麻生産や取引に関わる企業に協力すれば、法的なリスクに直面する。

折しもクレディ・スイスは、米投資会社アルケゴス・キャピタル・マネジメントや英金融サービス会社グリーンシルとの取引を巡り、リスク管理と法令順守面で投資家やアナリストから厳しい目を向けられているところだ。

米大麻関連株の上場投資信託(ETF)、MSOSは2月初め以降、20%以上も値下がりしているが、何人かの市場参加者によると、これはクレディ・スイスの動きが影響しているという。

最近上場した大麻栽培企業アセンド・ウェルネス・ホールディングスのカーティン最高経営責任者(CEO)は「クレディ・スイスが大麻関連株の保管(サービス)から手を引いた段階で、幾つかの大口投資家がこれらの株を保有できなくなり、それが大規模な売りにつながった」と指摘した。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

イランの方向に「大きな部隊」向かうとトランプ氏、取

ワールド

米、「新ガザ」開発計画発表 高層住宅やデータセンタ

ワールド

習主席が年内訪米とトランプ氏、「常に素晴らしい関係

ビジネス

P&G、10─12月売上高は予想届かず 米政府閉鎖
MAGAZINE
特集:「外国人問題」徹底研究
特集:「外国人問題」徹底研究
2026年1月27日号(1/20発売)

日本の「外国人問題」は事実か錯誤か? 7つの争点を国際比較で大激論

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コングスベルグ社のNSMにも似ているが...
  • 2
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレアアース規制で資金が流れ込む3社とは?
  • 3
    ニュージーランドの深海に棲む、300年以上生きている「とてつもなく巨大な」生物...その正体は?
  • 4
    老化の9割は自分で防げる...糖質と結び付く老化物質…
  • 5
    韓国が「モンスター」ミサイルを実戦配備 北朝鮮の…
  • 6
    ラブロフ、グリーンランドは‌デンマーク​の「自然な…
  • 7
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」…
  • 8
    ノーベル賞に選ばれなかったからグリーンランドを奪…
  • 9
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の…
  • 10
    日本はすでに世界第4位の移民受け入れ国...実は開放…
  • 1
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世界一危険」な理由
  • 2
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の船が明かす、古代の人々の「超技術」
  • 3
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コングスベルグ社のNSMにも似ているが...
  • 4
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 5
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 6
    ニュージーランドの深海に棲む、300年以上生きている…
  • 7
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」…
  • 8
    世界最大の埋蔵量でも「儲からない」? 米石油大手が…
  • 9
    中国のインフラ建設にインドが反発、ヒマラヤ奥地で…
  • 10
    【銘柄】「住友金属鉱山」の株価が急上昇...銅の高騰…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 6
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 7
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 8
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 9
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 10
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中