ニュース速報

ビジネス

マイナス利回りのユーロ圏国債、4月は減少=トレードウェブ

2021年05月05日(水)06時21分

[ロンドン 4日 ロイター] - レードウェブのデータによると、ユーロ圏国債のうち利回りがマイナスの国債が4月に減少し、約1年ぶりの低水準となった。明るい経済見通しに対する期待の高まりを示唆するという。

同社のプラットフォームで取引されているユーロ建て国債のうち、利回りがマイナスの国債の市場価値は4月末時点で約5兆3100億ユーロ(6兆3800億ドル)。これは市場全体(約8兆9000億ユーロ)のおよそ60%に相当し、昨年5月以来の低水準だった。

3月末時点で利回りがマイナスだった国債は5兆9200億ユーロだった。

INGの金利ストラテジスト、アントワーヌ・ブーベ氏は「新型コロナウイルスワクチンの広がりや予想を上回る経済指標を受け、ユーロ圏の成長見通しが明るくなっている」と指摘。「ドイツ債利回りはしばらくマイナス金利が続くだろうが、次の四半期にはプラスに転じる可能性がある」と述べた。

トレードウェブのプラットフォームで取引されている英国債のうち、利回りがマイナスの国債の市場価値は、4月末時点で約6290億ポンド(8724億9000万ドル)。市場全体(約2兆4500億ポンド)のおよそ26%だった。3月末の28%から低下し、1年前の集計開始以来、最低となった。

投資適格級のユーロ建て債券で利回りがマイナスとなっている債券は4月末時点で1兆3000億ユーロ。市場全体の約37%を占めた。3月末もほぼ同水準だった。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

中国石油大手、ロシア産調達再開を模索 米国の制裁猶

ワールド

インドネシア中銀、予想通り金利据え置き

ビジネス

スイス中銀、25年に外貨購入拡大 米関税でフラン高

ワールド

26年公示地価は全国平均2.8%上昇、バブル後最大
MAGAZINE
特集:イラン革命防衛隊
特集:イラン革命防衛隊
2026年3月24日号(3/17発売)

イスラム神権国家を裏からコントロールする謎の軍隊の歴史と知られざる実力

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    住宅建設予定地に眠っていた「大量の埋蔵金」...現在の価値でどれくらい? 誰が何のために埋めた?
  • 3
    「ネタニヤフの指が6本」はなぜ死亡説につながったのか?
  • 4
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 5
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」…
  • 6
    「筋肉はモッツァレラと同じ」...なぜウォーミングア…
  • 7
    「映画賞の世界は、はっきり言って地獄だ」――ショー…
  • 8
    「危険な距離まで...」豪ヘリに中国海軍ヘリが異常接…
  • 9
    幼い子供たちの「おぞましい変化」を克明に記録...「…
  • 10
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 4
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 5
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 6
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 7
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 8
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 9
    ズボンを穿き忘れてる! 米セレブ、下を穿かず「目の…
  • 10
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 5
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 6
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 10
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体に…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中