ニュース速報

ビジネス

ロンドン証取の株価急落、費用見通し嫌気 CEOはSPACに警鐘

2021年03月06日(土)03時05分

ロンドン証券取引所(LSE)のシュワイマー最高経営責任者(CEO)は5日、特別買収目的会社(SPAC)ブームに沸く米株市場の状況に警鐘を鳴らした。ロンドンのイベントでの昨年2月の代表撮影。(2021年 ロイター)

[ロンドン 5日 ロイター] - ロンドン証券取引所(LSE)は5日、2020年の総収入が3%増加したほか、調整後の営業利益も5%拡大したと明らかにした。

一方、21年のコスト見通しが嫌気され、株価は14%強急落した。

クレディスイスは、コストの伸びが1桁台半ばになるとの見通しに「市場が動揺した」と指摘。長期的な成長見通しが予想に届かない恐れもあるとし、投資判断を当初の「バイ」から「ニュートラル」に引き下げた。

さらに、今年に入り270億ドルでの買収が完了した金融情報会社リフィニティブを巡るコストが予想以上に膨らむとし、プラットフォームの弾力性向上が必要と強調した。

こうした中、シュワイマー最高経営責任者(CEO)は、特別買収目的会社(SPAC)ブームに沸く米株市場の状況に警鐘を鳴らした。

ニューヨークではいわゆる「白紙小切手会社」の上場が急増しており、この流れに乗ることを検討している取引所も少なくない。

シュワイマー氏は記者団に「米市場にSPACのフロス(小さな泡)があるのは明らか。期待に沿わない結果となるものもあるだろう」と述べた。

英国では今週、SPAC上場を容易にするよう促す勧告が出されている。

同氏は、市場には投機的なサイクルがあり、SPACには資本市場で果たす役割があるが、投資家が「よく考えて慎重に」利用することが重要と述べた。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

米財務長官、中国副首相と15─16日にパリで会談 

ワールド

イランの加州攻撃警告は未確認情報、脅威存在せず=米

ビジネス

トルコ中銀、政策金利37%に据え置き 燃料価格上昇

ワールド

紅海の米空母で火災発生、2人負傷 戦闘とは関連せず
MAGAZINE
特集:教養としてのミュージカル入門
特集:教養としてのミュージカル入門
2026年3月17日号(3/10発売)

社会と時代を鮮烈に描き出すミュージカル。意外にポリティカルなエンタメの「魔力」を学ぶ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 2
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車整備は収入増、公認会計士・税理士は収入減
  • 3
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃に支持が広がるのか
  • 4
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 5
    「イラン送りにすべき...」トランプ孫娘、警護隊引き…
  • 6
    「映画賞の世界は、はっきり言って地獄だ」――ショー…
  • 7
    2万歩でも疲れない? ディズニー・ユニバで足が痛く…
  • 8
    ハメネイ師死亡が引き起こす「影の戦争」――中東外で…
  • 9
    ヘンリー王子夫妻が4月に豪州訪問へ、メーガン妃は女…
  • 10
    イランがドバイ国際空港にドローン攻撃...爆発の瞬間…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 4
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 6
    【長期戦はイラン有利】米側の体制転覆シナリオに暗…
  • 7
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 8
    日本の保護者は自分と同じ「大卒」の教員に敬意を示…
  • 9
    中国はイランを見捨てた? イランの「同盟国」だっ…
  • 10
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中