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台湾輸出受注、2020年は過去最高 ハイテク製品に強い需要
2021年01月20日(水)19時38分
台湾経済部によると、2020年の輸出受注は急回復し過去最高を記録した。基隆港で昨年8月撮影。(2021年 ロイター/Ann Wang)
[台北 20日 ロイター] - 台湾経済部によると、2020年の輸出受注は急回復し過去最高を記録した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた行動規制を背景に、ハイテク製品への強い需要に支えられた。
またアップルなどが新製品を発表したことで、特に年後半に需要が拡大した。
12月の輸出受注は、前年比38.3%増の605億5000万ドルで過去最高。ロイター調査の予想(27%増)を大幅に上回った。2010年3月の43.7%以来の大幅増だった。
11月は29.7%増の577億8000万ドルだった。
20年年間の輸出受注は10.1%増の5336億6000万ドルで過去最高だった。
台湾のエレクトロニクス製品関連の受注は例年、年末のホリデーシーズン向けにスマートフォンの新製品が発売され、第3・四半期と第4・四半期に増加する。
経済部は、第1・四半期の輸出受注は季節要因と不透明な米中通商関係、感染症の流行などにより「抑制される」可能性を指摘した。ただ、ハイテク製品に対する強い需要と世界経済の回復に後押しされる見込みだという。
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