ニュース速報

ビジネス

トランプ米大統領、24年の再出馬を示唆 バイデン氏就任式欠席も

2020年12月03日(木)11時30分

トランプ米大統領が2024年の大統領選に再出馬する可能性を示唆したと、関係筋が明らかにした。写真はトランプ大統領。11月29日撮影(2020年 ロイター/Yuri Gripas)

[ワシントン/ウィルミントン(米デラウェア州) 2日 ロイター] - トランプ米大統領が2024年の大統領選に再出馬する可能性を示唆したと、関係筋が明らかにした。

トランプ大統領は依然、今年の大統領選での敗北を認めておらず、選挙に不正があったとして裁判所に異議申し立てを続けているが、共和党筋によると、トランプ氏は1日夜にホワイトハウスで開かれたホリデーパーティーで、自分の訴えが認められなければ、4年後に再出馬する意向を表明した。

トランプ大統領は「あと4年の続投を目指している」とした上で、「そうならなければ、4年後に会おう」と語った。

関係筋によると、トランプ氏は来年1月20日の大統領就任式に出席せず、その日に24年大統領選への出馬を表明する案を側近らと話し合っている。まだ決定には至っていないという。退任する米大統領が後任の就任式を欠席するのはまれだ。

トランプ氏はこの日、ツイッターに投稿した動画で、選挙で不正が行われたとの根拠のない主張を繰り返し、結果に異議を申し立てる取り組みを続ける考えを改めて示した。

複数のメディアによると、トランプ氏の支持者からは「選挙防衛基金」に1億7000万ドルが集まっており、再選に向けた選挙活動など今後のさまざまな政治活動に充てることができるという。

AP通信によると、バー司法長官は前日、米大統領選で広範囲にわたり不正投票が行われたことを示す証拠は見つかっていないと述べた。

また、大統領選の得票の再々集計が行われているジョージア州ラッフェンスパーガー州務長官(共和)はこの日、バイデン氏の勝利が確定しつつあるとの認識を示した。

*内容を追加します。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

アングル:ドローン大量投入に活路、ロシアの攻勢に耐

ビジネス

米国株式市場=S&P・ナスダックほぼ変わらず、トラ

ワールド

トランプ氏、ニューズ・コープやWSJ記者らを提訴 

ビジネス

IMF、世界経済見通し下振れリスク優勢 貿易摩擦が
MAGAZINE
特集:AIの6原則
特集:AIの6原則
2025年7月22日号(7/15発売)

加速度的に普及する人工知能に見えた「限界」。仕事・学習で最適化する6つのルールとは?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 2
    「細身パンツ」はもう古い...メンズファッションは「ゆったり系」がトレンドに
  • 3
    「想像を絶する」現場から救出された164匹のシュナウザーたち
  • 4
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が…
  • 5
    日本より危険な中国の不動産バブル崩壊...目先の成長…
  • 6
    「二次制裁」措置により「ロシアと取引継続なら大打…
  • 7
    「どの面下げて...?」ディズニーランドで遊ぶバンス…
  • 8
    ロシアの労働人口減少問題は、「お手上げ状態」と人…
  • 9
    「異常な出生率...」先進国なのになぜ? イスラエル…
  • 10
    アフリカ出身のフランス人歌手「アヤ・ナカムラ」が…
  • 1
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 2
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が話題に
  • 3
    「ベンチプレス信者は損している」...プッシュアップを極めれば、筋トレは「ほぼ完成」する
  • 4
    日本より危険な中国の不動産バブル崩壊...目先の成長…
  • 5
    「お腹が空いていたんだね...」 野良の子ネコの「首…
  • 6
    どの学部の卒業生が「最も稼いでいる」のか? 学位別…
  • 7
    アメリカで「地熱発電革命」が起きている...来年夏に…
  • 8
    千葉県の元市長、「年収3倍」等に惹かれ、国政に打っ…
  • 9
    ネグレクトされ再び施設へ戻された14歳のチワワ、最…
  • 10
    「二度とやるな!」イタリア旅行中の米女性の「パス…
  • 1
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 2
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 3
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が話題に
  • 4
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測…
  • 5
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事…
  • 6
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 7
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で…
  • 8
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...…
  • 9
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々…
  • 10
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中