ニュース速報

ビジネス

上半期の企業倒産件数は4001件、11年ぶりに前年上回る=東京商工リサーチ

2020年07月08日(水)16時49分

 7月8日、東京商工リサーチが8日発表した2020年上半期の企業倒産件数は前年同期比0.2%増の4001件だった。写真は都内で昨年6月撮影(2020年 ロイター/Issei Kato)

[東京 8日 ロイター] - 東京商工リサーチが8日発表した2020年上半期の企業倒産件数は前年同期比0.2%増の4001件だった。倒産件数が前年同期を上回ったのは11年ぶり。5月は裁判所の一部業務縮小などで300件台の低水準だったが、6月に入り再び増加した。

新型コロナウイルス関連の倒産は240件。6月後半から経済活動再開の動きが広がっているものの、感染者は増えており先行きの不透明感は依然強い。年後半にかけても、変化への対応力に乏しい小規模企業を中心に厳しい状況が続く見込み。

業種別では、新型コロナ感染拡大に伴う外出自粛などの影響を大きく受けた宿泊業の倒産件数が同140%増の72件と大幅に増加した。そのほか、飲食料品製造業、飲食業なども前年同期を上回った。

ただ、負債総額は91年以降で最小の6571億0800万円となった。

倒産件数を6月単月でみると、前年同月比6.2%増の780件だった。

一方、帝国データバンクのデータでみると、上半期の倒産件数は前年同期比1.4%減の3943件で、3年連続で前年同期を下回った。6月単月では806件と、弁護士事務所や裁判所で法的整理手続きが滞留していた5月からの反動などで今年最多の数字となった。

(新田裕貴 編集:青山敦子)

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

一般的な経済・金融情勢の意見交換=首相との会談で植

ワールド

タイ経済成長率、25年2.4% 今年予想1.5─2

ビジネス

高市首相と植田日銀総裁、金融経済情勢巡り一般的な意

ワールド

英政府、国防費GDP比3%への引き上げ前倒し検討 
MAGAZINE
特集:習近平独裁の未来
特集:習近平独裁の未来
2026年2月17日号(2/10発売)

軍ナンバー2の粛清は強権体制の揺らぎか、「スマート独裁」の強化の始まりか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワートレーニング」が失速する理由
  • 2
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」でソフトウェア株総崩れの中、投資マネーの新潮流は?
  • 3
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活動する動画に世界中のネット民から賞賛の声
  • 4
    「目のやり場に困る...」アカデミー会場を席巻したス…
  • 5
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
  • 6
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 7
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 8
    それで街を歩いて大丈夫? 米モデル、「目のやり場に…
  • 9
    フロリダのディズニーを敬遠する動きが拡大、なぜ? …
  • 10
    世界市場3.8兆円、日本アニメは転換点へ――成長を支え…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 5
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
  • 6
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 7
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」で…
  • 8
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 9
    がんは何を食べて生き延びるのか?...「ブドウ糖」の…
  • 10
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワ…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中