ニュース速報

ビジネス

豪航空ヴァージン、社債保有者が代替売却案提示に向け許可を要求

2020年07月06日(月)12時49分

豪航空ヴァージン・オーストラリアの社債を保有する投資会社2社は、米ベインキャピタルにヴァージンを売却する計画について、代替案を示すのを認めるよう求めた。3月撮影(2020年 ロイター/Loren Elliott)

[シドニー 6日 ロイター] - 経営破綻した豪航空会社ヴァージン・オーストラリア・ホールディングスの社債を保有する投資会社2社は、米プライベートエクイティ(PE)グループのベインキャピタルにヴァージンを売却する計画について、代替案を示すのを認めるよう統合準備委員会に求めた。

代替案の提示を求めているのはシンガポールのブロード・ピーク・インベストメント・アドバイザーズと香港のトア・インベストメント・マネジメント。両社は、ベインへの売却計画の条件を含む情報のアクセス権を認める暫定的な措置も求めた。同委員会が文書で明らかにした。

ベインは先月、ヴァージンの買収で管財人と合意。買収価格は公表していない。

ベイン以外では、PEグループのサイラス・キャピタル・パートナーズが買収案を提示し、約20億豪ドル(13億9000万米ドル)の社債を保有する債権者は債務の株式化を提案していた。

ベインの買収計画は8月の債権者会議で投票が行われる見通し。

同委の発表文によると、社債保有者は、管財人による売却手続きの特定の側面が受け入れられないと表明、債権者会議で代替案が提示できないようにしていると主張している。

ヴァージンの管財人のデロイトのボーガン・ストローブリッジ氏は先週提出した宣誓供述書で、ベインからつなぎ資金の提供がないため、ヴァージンは8月の債権者会議まで業務を続ける十分な資金がないと明らかにしている。

デロイトの広報担当者は、社債保有者の要請は妥当なものではないとし、同委に反論を示す考えを示した。

同委は要請について検討手続きを進めるかどうかまだ決めていないとコメントした。

ベインはコメントを控えた。

*余分な文字を修正して再送します。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

トランプ氏、NATO支持再確認 「必要なときに米を

ワールド

トランプ氏との会談望む、同盟国から安全保証の明確な

ビジネス

米12月ISM非製造業指数、54.4に上昇 雇用が

ワールド

ベネズエラ原油、米に無期限供給へ 制裁も緩和か=報
MAGAZINE
特集:AI兵士の新しい戦争
特集:AI兵士の新しい戦争
2026年1月13日号(1/ 6発売)

ヒューマノイド・ロボット「ファントムMK1」がアメリカの戦場と戦争をこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 3
    「グリーンランドにはロシアと中国の船がうじゃうじゃいる」──トランプの介入口実にデンマーク反発
  • 4
    日本も他人事じゃない? デジタル先進国デンマークが…
  • 5
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 6
    マドゥロ拘束作戦で暗躍した偵察機「RQ-170」...米空…
  • 7
    トランプがベネズエラで大幅に書き換えた「モンロー…
  • 8
    トイレの外に「覗き魔」がいる...娘の訴えに家を飛び…
  • 9
    衛星画像で見る「消し炭」の軍事施設...ベネズエラで…
  • 10
    若者の17%が就職できない?...中国の最新統計が示し…
  • 1
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチン、その先は袋小路か
  • 2
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 3
    中国軍の挑発に口を閉ざす韓国軍の危うい実態 「沈黙」は抑止かそれとも無能?
  • 4
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 5
    眠る筋力を覚醒させる技術「ブレーシング」とは?...…
  • 6
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 7
    マイナ保険証があれば「おくすり手帳は要らない」と…
  • 8
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「…
  • 9
    アメリカ、中国に台湾圧力停止を求める
  • 10
    感じのいい人が「寒いですね」にチョイ足ししている…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 6
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 7
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 8
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
  • 9
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
  • 10
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中