ニュース速報

ビジネス

独ワイヤーカード前CEOが保釈、元幹部はフィリピン滞在か

2020年06月25日(木)00時41分

 6月24日、独決済サービス企業ワイヤーカードの前最高経営責任者(CEO)で、会社の収入を過大に見せ掛けた疑いで逮捕されたマークス・ブラウン容疑者(写真)が保釈された。写真は昨年4月ミュンヘンで撮影(2020年 ロイター/Michael Dalder)

[ミュンヘン 24日 ロイター] - ドイツの決済サービス企業ワイヤーカードの前最高経営責任者(CEO)で、会社の収入を偽ったなどの疑いで逮捕されたマークス・ブラウン容疑者が保釈された。弁護士が24日、ロイターに明らかにした。

独DPA通信はこれに先立ち、ミュンヘンの裁判所の報道官の話として、ブラウン容疑者が23日に500万ユーロ(566万ドル)の保釈金を支払い保釈されたと伝えていた。

同社を巡っては19億ユーロ(21億ドル)の現金が行方不明になっており、真相解明が急務となっている。消えた資金はフィリピンの2銀行に流れたともされているが、銀行側はワイヤーカードとの一切の関与を否定している。

こうした中、フィリピンのゲバラ司法相は24日、ワイヤーカードの最高執行責任者(COO)を解任されたヤン・マルサレク氏が3月3—5日に同国に滞在した記録があり、現在も国内にいる可能性があると指摘。さらに、捜査当局に対し中銀と連携して捜査に当たるよう指示したことを明らかにした。

独経済紙ハンデルスブラットによると、ミュンヘン当局はマルサレク氏の逮捕を検討している。ドイツはフィリピンと犯罪人引き渡し条約を結んでいない。

*内容を追加しました。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

最近の急速なウォン安・円安、深刻な懸念共有=日韓対

ワールド

米戦略石油備蓄の第1弾、来週末までに供給 8600

ビジネス

日立とGEベルノバ、東南アジアで小型モジュール炉導

ワールド

米商務省、AI半導体輸出の新規則案を撤回 公表から
MAGAZINE
特集:教養としてのミュージカル入門
特集:教養としてのミュージカル入門
2026年3月17日号(3/10発売)

社会と時代を鮮烈に描き出すミュージカル。意外にポリティカルなエンタメの「魔力」を学ぶ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製をモデルにした米国製ドローンを投入
  • 2
    ショーン・ペンは黙らない――「ウクライナへの裏切りは常軌を逸している」その怒りの理由
  • 3
    有人機の「盾」となる使い捨て無人機...空の戦いに革命をもたらす「新世代ドローン」とは?
  • 4
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 5
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 6
    イラン攻撃のさなか、トランプが行った「執務室の祈…
  • 7
    「映画賞の世界は、はっきり言って地獄だ」――ショー…
  • 8
    「イラン送りにすべき...」トランプ孫娘、警護隊引き…
  • 9
    『ある日、家族が死刑囚になって』を考えるヒントに…
  • 10
    ファラオが眠る王家の谷に残されていた「インド系言…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 4
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 5
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 6
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 7
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 8
    【長期戦はイラン有利】米側の体制転覆シナリオに暗…
  • 9
    ショーン・ペンは黙らない――「ウクライナへの裏切り…
  • 10
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 5
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 6
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中