ニュース速報

ビジネス

独サービスPMI改定値、5月は32.6に改善 見通し依然厳しい

2020年06月03日(水)18時38分

[ベルリン 3日 ロイター] - IHSマークイットが発表した5月のドイツのサービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値は32.6と、4月の16.2から上昇した。

4月は過去最低を記録していたが、新型コロナウイルスの封鎖措置の緩和が寄与した。速報値の31.4から上方修正された。

5月の総合PMIは32.3で、前月の17.4から上昇。速報値の31.4から上方修正された。

ただ5月の新規受注は急減。減少ペースは4月から鈍化したものの、企業は依然として先行きの見通しは厳しいと指摘している。

IHSマークイットのエコノミスト、フィル・スミス氏は「国内経済にはまだかなりの緩みがある。第2・四半期は2桁のマイナス成長となる現実的な可能性がある」と指摘。

「民間部門ではモノとサービスの激しい値下げ競争が起きており、依然としてディスインフレ圧力が大きく迫ってきている。これまでのところコスト削減が値下げを促す要因となっている」と述べた。

旅行・外食・娯楽セクターはロックダウン(都市封鎖)の影響で深刻な打撃を受けた。その後、外食・ホテル・フィットネスクラブや一部の娯楽施設は業務再開を認められたが、エコノミストは、危機前の水準に戻るには時間がかかるとの見方を示している。

スミス氏は「5月はドイツの労働市場でさらに悪いニュースがあった。失業が引き続き増えている。ロックダウンの開始当初、人員削減はサービス業が中心だったが、その後削減ペースはやや鈍化し、今後は製造業の削減ペースがサービス業を上回った」と述べた。

ドイツ政府は今年の経済成長率をマイナス6.3%と予測している。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

スイス・スキーリゾートのバーで爆発、約40人死亡・

ワールド

台湾総統「26年は重要な年」、主権断固守り防衛力強

ワールド

再送トランプ氏、シカゴやLAなどから州兵撤退表明 

ビジネス

ビットコイン、2022年以来の年間下落 最高値更新
MAGAZINE
特集:ISSUES 2026
特集:ISSUES 2026
2025年12月30日/2026年1月 6日号(12/23発売)

トランプの黄昏/中国AI/米なきアジア安全保障/核使用の現実味......世界の論点とキーパーソン

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    中国軍の挑発に口を閉ざす韓国軍の危うい実態 「沈黙」は抑止かそれとも無能?
  • 2
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめる「腸を守る」3つの習慣とは?
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    なぜ筋肉を鍛えても速くならないのか?...スピードの…
  • 5
    マイナ保険証があれば「おくすり手帳は要らない」と…
  • 6
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 7
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
  • 8
    「断食」が細胞を救う...ファスティングの最大効果と…
  • 9
    日本人の「休むと迷惑」という罪悪感は、義務教育が…
  • 10
    米中関係は安定、日中関係は悪化...習近平政権の本当…
  • 1
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 4
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 5
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 6
    中国、インドをWTOに提訴...一体なぜ?
  • 7
    マイナ保険証があれば「おくすり手帳は要らない」と…
  • 8
    アベノミクス以降の日本経済は「異常」だった...10年…
  • 9
    中国軍の挑発に口を閉ざす韓国軍の危うい実態 「沈黙…
  • 10
    【世界を変える「透視」技術】数学の天才が開発...癌…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 6
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 7
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 8
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 9
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 10
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中