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マツダ、春節明けの中国販売影響「間違いなく受ける」 新型肺炎で

2020年02月05日(水)19時11分

 2月5日、マツダが発表した2019年4―12月期連結決算によると、営業利益は前年同期比43.3%減の323億円だった。写真は都内で2018年5月撮影(2020年 ロイター/KIM KYUNG-HOON)

[東京 5日 ロイター] - マツダ<7261.T>の梅下隆一・執行役員は5日、2019年4—12月期決算会見で、1月の中国販売に対する新型コロナウイルスの感染拡大の影響は不明だが、春節が明けてからは「間違いなく受けると思っている」と述べた。

藤本哲也・常務執行役員は、肺炎の感染拡大が生産・販売・業績に与える影響について、現時点では「定量的に言える材料がない」としたうえで、今後の状況を「注視していく」と語った。

藤本氏は、部品供給に関しては「一定の在庫はあるが、(感染拡大が)長期化すれば当然、生産に支障が出てくる」と指摘。「中国での部品が入ってこない場合、代替生産として別の地域から調達できないかを検討していく必要がある」と話し、生産継続のためのあらゆる可能性を探ると語った。

マツダの中国での生産拠点は、現地企業との合弁による完成車とエンジンの2工場(江蘇省南京市)、生産委託先の完成車工場(吉林省長春市)の計3拠点。各地方政府の方針に従い、当初は2日の予定だった春節(旧正月)明けの稼働再開時期を10日以降に延期している。

<1月の中国販売は8.2%減>

マツダによると、1月の中国販売は前年同月比8.2%減の2万0963台だった。春節の大型連休の開始日が、前年は2月4日からだったが、今年は1月24日からと異なっており、販売店の営業日が前年に比べて少なかったことが響いた。

1月はすでに新型肺炎の感染が広がっており、客足が鈍った可能性もあるとみられる。

<通期予想は維持、新型肺炎の影響は含まず>

同時に発表した19年4―12月期連結決算によると、営業利益は前年同期比43.3%減の323億円だった。為替影響や米国新工場関連費用などが響いた。20年3月期通期の連結業績予想は従来を据え置いた。新型肺炎拡大の影響は織り込んでいない。

4―12月期の世界販売は同5%減の110万6000台だった。中国や日本、北米で販売が低迷した。通期の世界販売計画は従来の155万台から150万台に下方修正した。足元の販売状況を反映し、中国販売は23万1000台と、従来の25万5000台から2万4000台引き下げた。新型肺炎の感染拡大による影響は含んでいない。

通期の前提為替レートは1ドル=109円(従来は107円)、1ユーロ=121円(同119円)にそれぞれ円安方向に変更した。

昨年11月の第2・四半期決算時点に比べ、為替による増益効果はあるものの、販売台数見直しなどにより、従来予想は維持した。

通期営業利益予想は従来通りで、前年比27%減の600億円。リフィニティブが集計したアナリスト17人による予想平均値は615億円となっている。

*内容を追加して再送します。

(白木真紀)

ロイター
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