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11月のドイツ鉱工業生産指数、1年半ぶりの大幅上昇

2020年01月09日(木)18時58分

General view of the ThyssenKrupp Steel Europe plant in Duisburg, Germany, January 7, 2020. REUTERS/Leon Kuegeler - RC28BE9CFCND

[ベルリン 9日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が発表した2019年11月の鉱工業生産指数は、前月比1.1%上昇した。上昇率は市場予想の0.7%を上回り、1年半ぶりの大きさとなった。一方、11月の貿易統計は輸出が減少し、先行きの厳しさを示唆した。

11月の鉱工業生産は、製造部門の生産拡大と活況の建設部門に押し上げられた。

10月の同指数は1.7%低下から1.0%低下に上方改定された。

LBBWのアナリスト、イェンス・オリバー・ニクラッシュ氏は「1つの指標で2つの良いニュースが得られた」と述べ、リセッション(景気後退)に関してくすぶる懸念を払いのけるのに資するとの見方を示したが、製造業の見通しは引き続き暗いままだと指摘した。

独製造業は、さえない外需、通商摩擦や英の欧州連合(EU)離脱決定に関連したビジネスの不透明感を背景に苦境に陥っている。

この日発表された11月の貿易統計では、輸出が前月比2.3%減少、輸入も0.5%減少し、貿易黒字は183億ユーロ(203億ドル)に縮小した。

前日発表された11月の鉱工業受注は、外需の低迷を受け、前月比1.3%低下した。[nL4N29D22V]

INGのアナリスト、カルステン・ブルゼスキ氏は「これらを総合すると、第4・四半期も消費と建設業のおかげでリセッションを回避するとみられるが、かつて成長けん引役だった製造業はなお足踏みしているといえる」と指摘した。

*内容を追加しました。

ロイター
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