ニュース速報

ビジネス

米中合意受けドル売り、英与党勝利でポンド上昇=NY外為市場

2019年12月14日(土)07時33分

12月13日、ニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨バスケットに対し小幅下落した。米中の「第1段階」通商合意や英総選挙での与党保守党の大勝によって不確実性が一部解消され、安全資産としてのドルに対する投資妙味が薄まった。写真は2016年1月撮影(2019年 ロイター/Jason Lee)

[ニューヨーク 13日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨バスケットに対し小幅下落。米中の「第1段階」通商合意や英総選挙での与党保守党の大勝によって不確実性が一部解消され、安全資産としてのドルに対する投資妙味が薄まった。

トランプ米大統領はこの日、米中が「第一段階」の通商合意に到達し、15日に予定していた対中追加関税の発動を見送ると明らかにした。発動猶予と引き換えに中国は米農産物の購入を拡大していくと強調。さらに第二段階の合意に向けた交渉を直ちに開始すると表明した。

テンパスのディーリング・トーレーディング部門バイスプレジデントのジョン・ドイル氏は「今朝は多くのヘッドラインが飛び交い、一部は矛盾する内容だったが、結果的には今週末に発動が予定されていた対中関税が延期、もしくは撤回される見通しとなり、過度なサプライズはなかったと言える」と述べた。

主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は0.18%安の97.22。一時96.719まで下げた。

安全資産とされる円に対しては、ドルはほぼ横ばいで推移した。

オフショア人民元は一時上昇したものの、その後は対ドルで約0.9%安。

貿易問題に敏感な高リスク通貨への需要は引き続き低調で、豪ドルは対米ドルで0.59%下落した。

ポンド/ドルは1.31%高の1.3335ドル。英総選挙は、ジョンソン首相率いる与党・保守党が単独過半数議席を獲得し地滑り的勝利を収めた。ジョンソン首相は保守党政府が英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)の完遂を付託されたと勝利宣言、来年1月31日にEUを離脱すると改めて表明した。

ドル/円 NY終値 109.36/109.39

始値 109.65

高値 109.67

安値 109.21

ユーロ/ドル NY終値 1.1119/1.1123

始値 1.1173

高値 1.1183

安値 1.1112

(表はリフィニティブデータに基づいています)

ロイター
Copyright (C) 2019 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

豪、中東へ軍用偵察機配備 UAEにミサイル供与へ

ワールド

ギリシャの大型タンカーがホルムズ海峡通過、サウジ産

ビジネス

韓国GDP、第4四半期は前期比-0.2%に上方改定

ビジネス

米HPEの2─4月期売上高見通し、市場予想上回る
MAGAZINE
特集:教養としてのミュージカル入門
特集:教養としてのミュージカル入門
2026年3月17日号(3/10発売)

社会と時代を鮮烈に描き出すミュージカル。意外にポリティカルなエンタメの「魔力」を学ぶ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    「一日中見てられる...」元プロゴルファー女性の「目のやり場に困る」密着ウェア姿がネットを席巻
  • 4
    40年以上ぶり...イスラエル戦闘機「F-35I」が、イラ…
  • 5
    ダイヤモンドのような「ふくらはぎ」を鍛える最短ル…
  • 6
    「巨大な水柱に飲み込まれる...」米海軍がインド洋で…
  • 7
    ホルムズ海峡封鎖、石油危機より怖い「肥料ショック」
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    プーチンに迫る9月総選挙の暗雲
  • 10
    なぜ脳は、日本的「美」に反応する? 欧米の美とは異…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 4
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで…
  • 5
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 6
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られ…
  • 7
    【長期戦はイラン有利】米側の体制転覆シナリオに暗…
  • 8
    少子化に悩む韓国で出生率回復...昨年過去最大の伸び…
  • 9
    核合意寸前、米国がイラン攻撃に踏み切った理由
  • 10
    「死体を運んでる...」Google Earthで表示される「不…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 7
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中